2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問41 (ユニットF 問4)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問41(ユニットF 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

カーテン工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • レースカーテンのカーテンボックスは、窓幅に対して片側各々150mm長くした。
  • カーテンレールに取り付けるランナーの数は、1m当たり4個とした。
  • カーテンの両脇及びすその縁加工は、伏縫いとした。
  • レースカーテンの上端の縁加工は、カーテン心地を入れて袋縫いとした。
  • カーテン上端の折返し長さは、使用するフック(ひるかん)の長さにより定めた。

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この過去問の解説 (2件)

01

カーテン工事に関する問題です!

選択肢1. レースカーテンのカーテンボックスは、窓幅に対して片側各々150mm長くした。

正しい記述です。

 

キーワード: オーバーラン寸法, ボックス幅

説明: 設問の通り、窓幅より左右各150 mmずつ延長します。

選択肢2. カーテンレールに取り付けるランナーの数は、1m当たり4個とした。

誤った記述です。

 

キーワード: ランナー数, 集中荷重

説明: ランナーは、カーテンレール1 m当たりおおむね8〜10個を取り付けます。

カーテンが厚い、または重い場合は10個に近い数を選ぶことで、生地を均等に支えられます。

1 mあたり4個では間隔が広く、カーテンの重量が偏ります。

選択肢3. カーテンの両脇及びすその縁加工は、伏縫いとした。

正しい記述です。

 

キーワード: 縁加工, 伏縫い

説明: 設問の通り、カーテンの両脇及びすその縁加工は、伏縫いとします。

選択肢4. レースカーテンの上端の縁加工は、カーテン心地を入れて袋縫いとした。

正しい記述です。

 

キーワード: 袋縫い, カーテン心地(見返し)

説明: 上端を袋縫いにして心地を入れることで美しく仕上がります。

選択肢5. カーテン上端の折返し長さは、使用するフック(ひるかん)の長さにより定めた。

正しい記述です。

 

キーワード: 折返し長さ, フック寸法

説明: フックの長さに合わせてヘム深さを決めます。

まとめ

細かい数値や特徴を覚えましょう!

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02

この問題ではカーテン工事における寸法計画と、縫製方法の仕様を理解しているか問われています。

選択肢1. レースカーテンのカーテンボックスは、窓幅に対して片側各々150mm長くした。

窓幅より片側各150mm長くすることで、カーテンを開いた時に窓を完全に露出でき、採光が良くなります。

 

よって正しい記述となります。

選択肢2. カーテンレールに取り付けるランナーの数は、1m当たり4個とした。

ランナーは1m当たり7~8個が標準です。

4個では少なすぎて、カーテンのドレープが美しく出ません。

 

よって誤った記述となります。

選択肢3. カーテンの両脇及びすその縁加工は、伏縫いとした。

伏縫い(布端を内側に折り込んで縫う方法)により、ほつれを防ぎきれいな仕上がりになります。

 

よって正しい記述となります。

選択肢4. レースカーテンの上端の縁加工は、カーテン心地を入れて袋縫いとした。

カーテン心地を入れて袋縫いにすることで、上端がしっかりして型崩れしません。

 

よって正しい記述となります。

選択肢5. カーテン上端の折返し長さは、使用するフック(ひるかん)の長さにより定めた。

フックの長さに合わせて折返し長さを決めることで、適切な高さに設置できます。

 

よって正しい記述となります。

まとめ

ランナーの数が適切ではないと、カーテンの開閉がスムーズでなく、見た目も悪くなります。

参考になった数2