国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問51
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問51 (訂正依頼・報告はこちら)
岡山藩主池田光政によって庶民教育のために創立された学校・学問所で、国宝の講堂をはじめ、多くの建造物が国の重要文化財に指定されている特別史跡は、次のうちどれか。
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この過去問の解説 (3件)
01
岡山県東部の備前市にあります。
庶民学校としては日本最古で、地方の指導者育成のために、藩士だけでなく庶民の子弟や他藩の子弟にも教育を受けさせた点が特筆されます。
1の旧弘道館は茨城県水戸市にあります。
2の旧閑谷学校と並び、日本三大学府の1つに数えられます。
(もう1つは長州藩の明倫館)
3の旧中込学校は長野県佐久市です。
こちらは明治初期に入ってからの開校で、長野が「教育県」と言われるようになった礎の1つとなりました。
4の致道館は山形県鶴岡市にある庄内藩の藩校が有名です。
名称は論語の一節「君子学ンデ以テソノ道ヲ致ス」に由来すると言われており、同名の藩校は他にも各地に存在していました。
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02
1 茨城県水戸市にある旧弘道館は、水戸藩9代藩主徳川斉昭によって創建されました。
日本最古の学校足利学校、日本最大規模の私塾咸宜園、旧閑谷学校などと並ぶ近代日本の教育遺跡となります。
2 旧閑谷学校は岡山県にあります。
講堂が国宝となっているのはここのみです。
江戸時代の庶民教育を担ったといわれています。
3 長野県佐久市にあります。
現存する最古の洋風建築物でステンドガラスがはめ込まれていたことから「ギャマン学校」と呼ばれていました。
4 山形県鶴岡市にあります。
致道館は庄内藩の優れた人材の育成のために9代目酒井忠徳により創設されました。
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03
1の旧弘道館も特別史跡ですが、茨城県水戸藩の藩校なので誤りです。
3の旧中込学校は明治時代初期に長野県に建てられた洋風校舎、4の致道館は山形県庄内藩の藩校ですが、いずれも特別史跡には指定されていません。
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