国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問60

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問60 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、以下の設問について該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。

全国各地で行われる祭りは、国や都道府県の無形民俗文化財に指定されているものも多く、地域の伝統文化であるとともに、重要な観光資源にもなっている。観光資源としての祭りには、[( a )「鞍馬の火祭」]や[( b )「秩父夜祭」]のように神社などの神事や祭礼として行われるものと、[( c )「阿波おどり」]や「博多どんたく」のように地域の催事やイベントとしての要素が強いものがあるが、いずれも観光客に人気が高い。
祭りの中には、数年に一度だけ開催されるものもあり、[ A ]の祭礼である御柱祭は、数えで7年に一度の寅年と申年に行われることで知られ、開催年には特に多くの観光客が訪れている。

下線( b )の開催地と同じ都道府県内に所在する観光地として正しいものは、次のうちどれか。
  • 大菩薩峠
  • 岩宿遺跡
  • 寝覚の床
  • 長瀞

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4
秩父夜祭は埼玉県秩父市で行われるお祭りで、毎年12月に開催されます。

1大菩薩峠  山梨・東京・埼玉にまたがる秩父多摩甲斐国立公園の一部です。旧青梅街道の峠として多くの人が往来していたといわれています。

2岩宿遺跡 群馬県みどり市にある旧石器時代の遺跡です。
これまで日本では存在しなかったとされていた旧石器時代の遺跡が発見されたことで有名です。

3寝覚の床 長野県にある景勝地で木曽川の流れによって形成されたものです。
見た目は大きな箱のようになっています。

4長瀞 埼玉県の観光地で荒川の川下りが有名です。
500mに及ぶ巨大な岩石があり「地球の窓」ともよばれています。

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02

正解は4の長瀞(ながとろ)です。

秩父夜祭は埼玉県秩父市の秩父神社で毎年12月に開催される曳山祭りです。
長瀞は同じ埼玉県西部の秩父鉄道沿線にあります。
荒川上流域の長瀞渓谷での川下りレジャーなどで有名です。

1の大菩薩峠は山梨県北東部にあり、江戸時代には青梅街道の一部分でもありました。
小説「大菩薩峠」の舞台となったことでも知られています。

2の岩宿遺跡は群馬県みどり市にあります。
日本にも旧石器時代があったことを証明する発見で、日本史にもよく登場します。

3の寝覚の床は、この地にある花崗岩を木曽川の流れが侵食してできた自然の景勝地です。
長野県上松町にあり、JR中央線の車窓名所にもなっています。

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03

b「秩父夜祭」は埼玉県秩父市で開かれ、京都市の祇園祭、岐阜県高山市の高山祭と並び「日本三大曳山祭り」と称されます。
1の大菩薩峠は山梨県の甲州市と小菅村を隔てる峠、 2 の岩宿遺跡は群馬県みどり市で発掘された旧石器時代の遺跡、3の寝覚の床は長野県上松町の木曽川沿いの景勝地です。
よって、埼玉県長瀞町の景勝地である4が正解です。

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