国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問61

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問61 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、以下の設問について該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。

全国各地で行われる祭りは、国や都道府県の無形民俗文化財に指定されているものも多く、地域の伝統文化であるとともに、重要な観光資源にもなっている。観光資源としての祭りには、[( a )「鞍馬の火祭」]や[( b )「秩父夜祭」]のように神社などの神事や祭礼として行われるものと、[( c )「阿波おどり」]や「博多どんたく」のように地域の催事やイベントとしての要素が強いものがあるが、いずれも観光客に人気が高い。
祭りの中には、数年に一度だけ開催されるものもあり、[ A ]の祭礼である御柱祭は、数えで7年に一度の寅年と申年に行われることで知られ、開催年には特に多くの観光客が訪れている。

下線( c )の発祥となる開催地とこの祭りに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 開催地と同じ都道府県内の名物のひとつに「祖谷そば」がある。
  • 祭りは、毎年8月に開催される。
  • 開催地と同じ都道府県内の観光スポットのひとつに「はりまや橋」がある。
  • 「連( れん )」と呼ばれるグループで、お囃子のリズムに乗って踊るのが特徴である。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解(誤っているもの)は3です。

阿波おどりは徳島県を代表する盆踊りで、本場徳島市で毎年8月12日から15日に開かれる他、東京をはじめとする全国各地で様々な日程で行われるまでに広まっています。

3のはりまや橋は徳島県ではなく、高知市の中心部にある観光名所です。
よさこい節の歌詞にも登場します。

1の祖谷そばは徳島県西部の祖谷地方(祖谷渓のある辺り)で収穫されたソバで作られる蕎麦です。

2は上記の説明にある通りです。元々が盆踊りであることも関係しています。

4の「連」は阿波おどりを楽しむグループ名の呼称に使われます(〇〇連)。
連ごとに踊り方にも個性が現れます。

参考になった数40

02

正解は3

1「祖谷そば」 徳島県三好市の郷土料理です。
平家の落人が隠れ住んでいたとも言われています。

2 阿波踊りは徳島県の夏の風物詩として8月に行われるお祭りです。
8月の12日~15日で開催され、100万人を超える観光客がくるお祭りです。

3「はりまや橋」 高知市にあります。
江戸時代の僧侶・純信とお馬の恋物語で有名です。

4 連というのは阿波踊りで出場するグループの数え方になります。

参考になった数15

03

c 阿波おどりは徳島県発祥で、毎年8月に徳島市内で開催されるものが国内最大規模です。
踊りは「連」と呼ばれる集団で構成されます。
また、「祖谷そば」は徳島県三好市の名産品ですが、「はりまや橋」は高知県高知市にあります。
よって、誤っているのは3です。

参考になった数9