国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問62

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、以下の設問について該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。

全国各地で行われる祭りは、国や都道府県の無形民俗文化財に指定されているものも多く、地域の伝統文化であるとともに、重要な観光資源にもなっている。観光資源としての祭りには、[( a )「鞍馬の火祭」]や[( b )「秩父夜祭」]のように神社などの神事や祭礼として行われるものと、[( c )「阿波おどり」]や「博多どんたく」のように地域の催事やイベントとしての要素が強いものがあるが、いずれも観光客に人気が高い。
祭りの中には、数年に一度だけ開催されるものもあり、[ A ]の祭礼である御柱祭は、数えで7年に一度の寅年と申年に行われることで知られ、開催年には特に多くの観光客が訪れている。

空欄[ A ]に入る神社として正しいものは、次のうちどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2

御柱祭とは諏訪大社における最大の行事で、長野県指定無形民俗文化財として指定され日本三大奇祭の一つになります。

1気多大社 石川県にある大社です。平国祭(おいで祭)と鵜祭があります。奈良時代から北陸の大社として「万葉集」にも出てくる歴史のある大社です。

2諏訪大社 全国にある諏訪大社の総本社で国内にある最も古い神社の一つと数えられています。
 
3多賀大社 滋賀県にある大社「お多賀さん」として知られ「古事記」に登場する大社になります。
三本杉やお多賀杓子などが有名です。

4松尾大社 観光地として有名な京都府嵐山にある大社です。
霊泉「亀の井」があり酒造の神として全国の醸造家がこれを持ち帰る風習があります。

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02

正解は2の諏訪大社(すわたいしゃ)です。

御柱祭は長野県諏訪大社にある4つの社殿の四隅に神木となる樅(もみ)の大木を建てる祭事で、数え7年目ごととなるこの更新の際の巨木の切り出し、移送(木落とし、川越し)のシーンで有名です。

1の気多大社は石川県羽咋市にあり、祭事には平国祭、鵜祭などがあります。

3の多賀大社は滋賀県多賀町です。こちらの神木は三本杉と呼ばれる杉の巨木です。

4の松尾大社は京都市嵐山にあります。お酒の神様(醸造祖神)としても知られています。

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03

御柱祭は長野県諏訪湖周辺の諏訪大社で行われる祭りなので、正解は2です。
1の気多大社は石川県羽咋市、3の多賀大社は滋賀県多賀町、4の松尾大社は京都市にある神社です。

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