国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問69
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問69 (訂正依頼・報告はこちら)
次の郷土料理・名物と街並みの組合せのうち、同じ都道府県でないものはどれか。
- かるかん --------- 知覧
- しょっつる鍋 ----- 角館
- 手こねずし ------- 近江八幡
- 朴葉みそ --------- 飛騨高山
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
手こねずしは三重県志摩地方のものが特に有名で、伊勢神宮参りの名物としても全国的に知られるようになりました。
一方で、近江八幡は滋賀県琵琶湖東岸の市名で、近江商人の築いた商業都市の伝統的な街並みを残す観光地です。
1は鹿児島県の組み合わせです。
漢字では軽羹と書くかるかんは、近年は饅頭として見る機会も多いですが、元々はういろうのような棹状の鹿児島名物菓子です。
知覧は薩摩半島南部にあった町(現在は南九州市)で、薩摩の小京都と呼ばれる一方で、神風特攻隊の出撃地であった歴史も残します。
2は秋田県どうしです。
しょっつる鍋は秋田が本場の魚醤(塩魚汁)を用いた鍋料理です。ハタハタで作られるものが有名です。
角館は県東部の仙北市にあり、こちらはみちのくの小京都と呼ばれる武家屋敷を主体とした観光地です。
4の両者は岐阜県です。
朴葉みそは「飛騨の小京都」高山を含めた飛騨地方に広く伝わります。自家製味噌に山菜や薬味などを混ぜて朴葉の上で焼き、ご飯に載せて食します。
参考になった数37
この解説の修正を提案する
02
正解…3番
手こね寿司は、三重県志摩市の郷土料理です。漁師が獲れたてのカツオを薄く切り、醤油と酢飯と一緒に手で食べたことから「てこねすし」とされてます。
近江八幡は滋賀県の行政区で琵琶湖の東岸に位置する市で、安土城や豊臣秀次の居城として知られる八幡城を築いた地域です。
1 かるかんは、山芋と砂糖を使ったお菓子で、鹿児島県の特産品です。見軽い羊羹のようだとして名づけられました。
知覧は第二次世界大戦で使われた特攻隊の飛行場があります。鹿児島の小京都といわれています。
2 秋田県の郷土料理として知られ、ハタハタの魚醤に白身魚やキリタンポが入った鍋料理です。秋田ではハタハタの漁獲量が多かったため、調味料として使ったのが発祥になります。
角館は秋田の「みちのくの小京都」ともいわれ、佐竹氏から続く城下町として有名です。
4 現在日本一面積が広い市町村の飛騨高山市は、岐阜県にある行政地区で、
江戸時代には直轄地でした。江戸時代の城下町・商家町が保存され「飛騨の小京都」ともいわれています。
朴葉みそは飛騨地方の郷土料理で、枯れたホオノキの葉の上に味噌にねぎなど和えた料理です。
参考になった数21
この解説の修正を提案する
03
2のしょっつるはハタハタなどの魚を塩漬けにして発酵させた調味料で、秋田県の名産品です。角館は秋田県仙北市内の地名なので、一致します。
4の朴葉みそは、岐阜県の飛騨高山地方の名産品です。
これらに対し、手こねずしは三重県伊勢志摩地方の郷土料理、近江八幡は滋賀県の都市なので、同じ都道府県でないのは3です。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
前の問題(問68)へ
平成28年度(2016年)問題一覧
次の問題(問70)へ