国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問70

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

次の県で開催される祭り・行事と開催月の組合せのうち、誤っているものはどれか。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解(誤っているもの)は4です。

金沢百万石まつりは加賀藩祖である前田利家を偲んで開催される行事です。
金沢城への入城が6月14日であったことにちなみ、毎年6月に行われるのが通例となっています。

1は正しい内容です。
西大寺会陽は岡山市の西大寺で開かれる祭事で、「会陽」(えよう)は岡山や香川で「はだか祭り」のことを指します。
旧暦1月に行われていたのが起源で、現在では毎年2月第3土曜日に行われるようになっています。

2も正しい内容です。
東大寺お水取りは、正確には「修二会」という長い行事の一部分を表します。
「お水取り」と呼ばれる箇所は毎年3月12日の夜から13日未明にかけて行われます。

3も正しい内容です。
チャグチャグ馬コは、岩手県滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮までを装束で着飾った農耕馬が行進する行事です。
旧暦の当時は5月5日、現在では6月第2土曜日が開催日となっています。

参考になった数39

02

正解は4

1西大寺会陽(裸まつり)
国の重要無形民俗文化財に指定されており、旧暦の正月(現在の2月)を祝う500年以上続く日本三大奇祭のひとつです。

2東大寺お水取り 
約1200年続く伝統行事で毎年3月12日の深夜に行われます。
福井県の神宮寺の「お水送り」から始まり、10日間かけて東大寺二月堂の「若狭井」にとどきます。
この水は本尊や供花の水として使われます。
旧暦の2月に行われていたので別名を「修二会」とも呼びます。

3チャグチャグ馬コ
200年以上続く「蒼前様」を信仰し、農業で使われる馬に対して感謝するお祭りで、飾りをつけた約100頭の馬が蒼前神社から八幡宮まで14キロを行進します。
名前の由来は行進馬が歩くときの鈴の音からチャグチャグ馬コといわれています。
元は旧暦の5月の開催でしたが、農繁期と重なるため1ヶ月遅い6月に変更されました。

4金沢百万石まつり
加賀の大名だった前田利家の偉業を讃え開催されています。
400年続く伝統行事で百万石行列は金沢城入場の行列を再現した武者行列
が豪華絢爛です。
金沢城入城の6月にあわせて開催されています。

参考になった数29

03

県と祭り・行事の組み合わせは全て正しいです。
ただし、金沢百万石まつりは10月ではなく6月に行われるので、4が誤りです。

参考になった数17