国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問71

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問71 (訂正依頼・報告はこちら)

日本国内における世界遺産・国立公園・ラムサール条約に関する以下の設問について、該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。

2015年に世界遺産( 文化遺産 )に登録された「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業」について、その構成資産として登録されていないものは、次のうちどれか。
  • 高山社跡
  • 旧グラバー住宅
  • 旧集成館
  • 韮山反射炉

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解(当てはまらないもの)は1です。

群馬県藤岡市にある高山社跡が含まれるのは、世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の方です。
養蚕に関する研究や技術伝習の場として、当時の養蚕業発展に寄与していました。

2の旧グラバー住宅は長崎市内にあります。
小菅修船場や高島炭鉱を通じて明治時代の日本の産業革命に貢献したトーマス・グラバーの邸宅です。

3の旧集成館は鹿児島市です。
ここには反射炉や機械工場など日本で初めての洋式工場群が建設されました。

4の韮山反射炉があるのは静岡県伊豆の国市です。
ここと山口県の萩市には当時の反射炉が現存しています。

参考になった数32

02

正解は1です。
明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業には
福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、山口、岩手、静岡の建築物や場所が登録されています。

1 . 高山社跡 
群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」に当てはまります。
「清温育」という養蚕法を確立した教育機関です。

2 . 旧グラバー住宅  
長崎市にあるグラバー家は、現存する国内最古の木造洋風建築で、大浦天主堂などを作った小山秀之進が建設しました。

3 . 旧集成館
鹿児島藩主の島津忠義が作った日本最古の様式工場です。

4 . 韮山反射炉 
静岡県伊豆の国市にあります。
築造当時の形で現存する反射炉で、鉄を溶かすために作られた建築物です。

参考になった数14

03

1の高山社跡は世界文化遺産ですが、「富岡製糸場と絹産業遺産群」に含まれるので誤りです。
2~4は全て「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産です。

参考になった数9