国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問83
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問83 (訂正依頼・報告はこちら)
旅客鉄道会社( JR )に関する以下の各設問について、それぞれ選択肢の中から答を1つ選びなさい。
旅客鉄道会社( JR )に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
旅客鉄道会社( JR )に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 5月31日に始発駅を出発する新幹線の指定席グリーン券の発売日時は、4月30日の午前10時である。
- 大人に随伴される3歳の幼児が、快速列車の指定席を幼児1人で利用する場合、この幼児については、小児の運賃と小児の座席指定料金が必要である。
- 新幹線の普通車指定席を利用する団体旅客が15人で構成される普通団体の場合、1人を無賃扱人員として、運賃に加えて指定席特急料金も収受しない。
- 「京都市内 → 福岡市内」と券面に表示された乗車券を使用して、山科駅( 京都市内の駅 )から旅行を開始し、京都駅( 京都市内の中心駅 )で途中下車する場合において、山科駅から京都駅までの間の運賃を別に支払わなくても、引き続き当該乗車券を使用して乗車することができる。
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この過去問の解説 (3件)
01
指定席を占有する場合は、6歳未満の幼児または乳児であっても小児(6歳以上12歳未満)とみなされます。
よって、設問文2は正しい内容を表しています。
1は誤りの内容です。
指定席の発売は「始発駅を発車する日の1カ月前(前月の同じ日)の10時」です。
ただし、前月に同じ日付が存在しない場合(31日等)は同月1日となります。
つまり、設問文1での正しい発売日は5月1日です。
3も誤りの内容です。
団体に対する無賃扱人員の正しい規定は
「31人以上(訪日観光団体にあっては、15人以上)」です。
50名ごとに1人分が無料となります。
運賃と指定席特急料金がともに無料となる点は正しい内容です。
4も誤りの内容です。
特定都市区内ゾーンを発着とする乗車券では、該当するゾーン内の駅での途中下車はできません(前途無効)。
設問文4のケースであれば、窓口で事情を説明し、山科→京都駅の運賃を別途精算(乗車前に切符を事前購入するのがベター)して下車するのが妥当な方法です。
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02
なお、指定席の発売が開始されるのは、乗車日の1ヵ月前の午前10時なので、1は誤りです。
普通団体において1人が無賃扱人員とされるのは、31人~50人の団体なので、3も誤りです。
特定市内駅を含む乗車券では、その市内駅で途中下車をすると前途無効となるので、4も誤りです。設問のケースにおいて京都駅で途中下車するためには、山科駅から京都駅までの乗車券を別途購入する必要があります。
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03
正解は、2です。
1歳~6歳(未就学児)は、幼児扱いになりますので、無料になります。
ただし、幼児が1人で指定席を利用する場合は、小児の運賃・料金が必要となります。
1は、誤った内容です。
JRの発売は、始発駅を発車する日の1か月前(前月の同日)の10時からです。
ただし、前月に同じ日がない場合は、同じ月の1日が発売日になります。
よって正しい発売日は 5月1日 です。
3は、誤った内容です。
JRの普通団体で1名を無賃扱人員とできるのは、31~50人の団体からなので、設問の15名の団体では適用されません。
4は、誤った内容です。
特定都区市内発着の乗車券は、同じゾーン内ならどの駅からでも乗車(または降車)することができます。
ただし、同じゾーン内の駅での途中下車はできません。
よって、京都で途中下車を希望するなら、山科→京都の乗車券を購入するのがいいでしょう。
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