国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
国内旅行実務 問88

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 国内旅行実務 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

旅客鉄道会社( JR )に関する以下の各設問について、それぞれ選択肢の中から答を1つ選びなさい。

大人1人と小児1人が、次の行程を乗車する場合について、資料に基づき設問に該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。
(注1)高山駅~岐阜駅間は地方交通線である。
(注2)名古屋駅では途中下車せず、同日の乗り継ぎとする。

この行程におけるJR券に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
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この過去問の解説 (3件)

01

特急券とグリーン券の払い戻しは使用開始前に限られるので、2が正解です。
特急料金が全額返金されるのは2時間以上遅延した場合なので、1は誤りです。
JRの乗車券の有効期間は201~400キロが3日間、401~600キロが4日間です。高山ー名古屋ー新富士間の営業キロの合計は386.5キロなので、3は誤りです。この場合は地方交通線であっても、賃率換算キロでなく営業キロで計算するので注意してください。
自由席特急券は、有効期間開始の当日のみ有効なので、4も誤りです。

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02

正解は2です。

指定席特急券、グリーン券、寝台券、指定席券は、指定された列車の発車時刻を過ぎると無効となり、払い戻しはできません。
(ただ、同じ日の後続列車の普通車自由席利用であれはそのまま使えます。)

1は誤りの内容です。
特急料金の払い戻しは到着時刻より2時間以上遅れた場合です。
設問文1のケースはこれを満たしていません。

3も誤りの内容です。
この設問では若干注意が必要です。
運賃計算上では通算400.1キロ(賃率換算キロ使用)ですが、営業キロの通算では386.5キロだからです。
有効期間は営業キロの通算で決まります。
このケースでは200キロ超400キロ以下の「3日」が正しい内容となります。

4も誤りの内容です。
自由席特急券は有効期間開始日当日のみ有効です。
新幹線の場合は、改札を出なければ同一方向の2列車以上(のぞみ等は除く)を乗り継いでも使用できます。

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03

1.特急・急行列車が、到着時刻より2時間以上遅れた場合は、特急・急行料金の全額を返金となりますが、この場合は2時間以上遅延していないので全額返金の対象とならず、誤りです。

2.指定席特急券は、指定された列車の発車時刻を過ぎると無効になり、払いもどしはできないので、正しいです。
また、払いもどしはできませんが、乗り遅れた当日の、普通車自由席に限り乗車可能です。

3.乗車券の有効期間は営業キロで換算し、合計が386.5キロとなります。
有効期間は、200キロまでは2日間、400キロまでは3日間、600キロまでは4日間であるため、この場合は3日間となりますので、誤りです。

4.自由席特急券の有効期間は有効期間開始日(当日)のみ有効ですので、誤りです。

以上より、2が正解です。

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