国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成29年度(2017年)
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問48

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成29年度(2017年) 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

国内旅客運送約款( 全日本空輸 )に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
  • 航空券で予約事項に搭乗予定便が含まれないものの有効期間は、航空会社が特定の旅客運賃を適用する航空券について別段の定めをした場合を除き、航空券の発行の日及びその翌日から起算して60日間である。
  • 航空会社は、身体障がい旅客を補助するために、当該旅客が同伴する盲導犬、介助犬及び聴導犬の機内への持込みを認める。
  • 航空会社は、受託手荷物をその旅客の搭乗する航空機で運送するが、搭載量の関係その他やむを得ない事由があるときは、当該手荷物の搭載可能な航空機または他の輸送機関によって運送することがある。
  • 12歳以上の旅客に同伴された座席を使用しない3歳未満の旅客( 幼児 )については、無料手荷物許容量の適用は受けず、当該幼児の手荷物は、同伴する旅客の手荷物とみなす。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解(誤っているもの)は1です。

搭乗予定便が含まれない航空券の有効期間は、航空券の発行の日及びその翌日から起算して「1年間」が正しい内容です。
ちなみに航空引換証の場合は、航空引換証の発行の日の翌日から起算して「90日以内に航空券と交換」です。

2は正しい内容です。
なお、盲導犬や介助犬は身回品(コートや傘と同じ)です。
機内持込の手荷物扱いではなく、件数や重量の制限を受けません。

3も正しい内容です。
第28条「受託手荷物の搭載」にてこのように定められています。

4も正しい内容です。
座席を使用しない幼児については、必要な手荷物は同伴する旅客が一緒に取り扱います。

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02

1は「60日間」ではなく「1年間」なので誤りです。

2と3は、常識に照らし合わせれば正しいと判断できる範囲の出題です。

4が最も迷う選択肢ですが、「12歳以上」も「3歳未満」もその他の内容も正しいです。

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03

1.予約事項に搭乗予定便が含まれないものの有効期間は、航空券の発行の日及びその翌日から起算して「1年間」であるので、「60日間」は誤りです。

2.身体障がい旅客を補助するために、当該旅客が同伴する盲導犬、介助犬及び聴導犬(ただし10キログラム以内で3辺の和が115㎝メートル以内)の機内への持込みを認めているので、正しいです。

3.「受託手荷物の搭載」について、記述の通りで、正しいです。

4.座席を使用しない幼児については、無料手荷物許容量の適用は受けないため、正しいです。


以上より、1が正解(誤っているもの)です。

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