国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成29年度(2017年)
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問49

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成29年度(2017年) 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問49 (訂正依頼・報告はこちら)

旅客鉄道会社( JR )の旅客営業規則に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
  • 旅客の運送等の契約は、その成立について別段の意思表示があった場合を除き、旅客等が所定の運賃・料金を支払い、乗車券類等その契約に関する証票の交付を受けた時に成立する。
  • 期間の計算をする場合は、その初日を算入して計算し、期間の初日は、時間の長短にかかわらず、1日として計算する。
  • 「旅行開始」とは、旅客が旅行を開始する駅において、乗車券の改札を受けて入場することをいう。ただし、駅員無配置駅から旅客が乗車する場合は、その乗車することをいう。
  • 団体旅客の無賃扱人員は、旅客運賃のみに適用される。

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この過去問の解説 (3件)

01

団体旅客の無賃扱いは、「運賃」だけでなく「料金」(特急料金・指定席料金・グリーン料金・寝台料金など)にも適用されるので、誤っているのは4です。
「旅客」という言葉に惑わされると、「貨物」に適用されるはずがないので正しい、と誤解してしまう恐れがあるので気をつけてください。
1、2、3は全て正しいです。

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02

正解(誤っているもの)は4です。

JRの旅客営業規則の文面においては、無賃扱人員について「旅客運賃を収受しない」と記載されている場合がありますが、実際には運賃だけでなく、特急料金やグリーン料金等も無料となります。
(「きっぷのルール」などのページでは料金不要についてもきちんと説明されています。)

1は正しい内容です。
「契約の成立時期及び適用規定」の項でこのように定められています。

2も正しい内容です。
「期間の計算方」の項でこのように定められています。

3も正しい内容です。
「用語の意義」の項でこのように定められています。

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03

1.契約の成立時期に関して、記述は正しいです

2.期間の計算方法について、正しいです。

3.旅行開始について、記述は正しいです。

4.総則より「団体旅客に対する座席指定料金は、その旅客運賃収受人員に相当する額とする」とあり、運賃以外の料金も収受しないので、誤りです。

以上より、4が正解(誤っているもの)です。

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