国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成29年度(2017年)
国内旅行実務 問62

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成29年度(2017年) 国内旅行実務 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、以下の各設問について該当する答を、選択肢の中からそれぞれ1つ選びなさい。

日本国内には優れた景色を持つ数々の観光地が存在するが、一般に「日本三景」と呼ばれる景勝地には、[( a )松島]、[( b )天橋立]、[( c )厳島( 宮島 )]が数えられ、いずれも日本を代表する風光明媚な海や海岸の風景で知られている。
その起源は必ずしも明確ではないものもあるが、日本でも屈指であることを意味する「日本三大○○」や「日本三○○」といった名数で表現される観光地が多い。例えば、特に美しい景色を持つ庭園とされる「日本三名園」と呼ばれるものには、偕楽園、[( d )兼六園]、[( e )後楽園]が挙げられているほか、とりわけ景観の優れた滝とされる「日本三名瀑」としては、華厳の滝、袋田の滝、[( f )那智の滝]が挙げられている。

下線( d )に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 金沢市中心に位置し、加賀歴代藩主によってつくられた。
  • 詩人・作家の島崎藤村の「千曲川旅情の歌」で知られ、園内に藤村記念館がある。
  • 二本脚の「徽軫灯籠( ことじとうろう )」の景色で知られている。
  • 冬期には雪害から樹木を守るための「雪吊り」が見られる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解(誤っているもの)は2です。

千曲川は長野県に発し、信濃川と名前を変えて新潟県へと流れる河川です。
島崎藤村も長野県ゆかりの作家である(中山道馬籠(以前は長野県)生まれ、小諸での教員生活など)ことから石川県金沢市の兼六園とは結び付きにくいです。

1、3、4はいずれも正しい内容です。
「徽軫灯籠」は琴の弦を支える琴柱(ことじ)に似た二本足の独特な形状が有名で、雪の重みから枝を守る「雪吊り」とともに兼六園を紹介する画像には必ずと言ってよいほど取り上げられる象徴的な光景です。

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02

兼六園は石川県金沢市にある日本庭園です。

1. 兼六園は加賀藩主の前田家によってつくられているので、正しいです。

2. 藤村記念館は、長野県小諸市の「懐古園」内にあるので、誤りです。

3. 「徽軫灯籠」は兼六園内の霞ヶ池の灯籠であり、正しいです。

4. 「雪吊り」は兼六園の冬の風物詩として有名であり、正しいです。

以上より、2が正解(誤っているもの)です。

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03

「千曲川旅情の歌」は長野県小諸市懐古園にあります。
千曲川は金沢市を通っていないので、1か2のどちらかが間違っていることになりますが、兼六園は金沢市にあるので、2が誤りです。
3と4はともに兼六園の風物詩です。

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