国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成29年度(2017年)
国内旅行実務 問87

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成29年度(2017年) 国内旅行実務 問87 (訂正依頼・報告はこちら)

旅客鉄道会社( JR )に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。

閑散期に次の行程で乗車する大人1人の新幹線の特急料金について、資料に基づき、正しいものを選びなさい。
(注)長野駅では新幹線の改札口を出ないで、最初の列車の乗車日当日に乗り継ぐものとする。
問題文の画像
  • 5,390円-520円=4,870円
  • 5,390円-200円=5,190円
  • ( 3,990円-200円 )+( 3,010円-520円 )=6,280円
  • ( 3,990円-200円 )+( 3,010円-200円 )=6,600円

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この過去問の解説 (3件)

01

新幹線の場合、改札口を出ないという条件で同一方向の2本以上の列車を通しの特急料金で利用できます。
(ただし、のぞみ・みずほ・はやぶさ・こまちが絡む乗継では差額料金加算に注意が必要です。
東京駅での東海道新幹線と東北他の新幹線の乗継など除外規定も有ります。)

この問題では上記の除外ケースには当たらないので、2つの特急料金に分けて計算している選択肢3と4がまず外れます。

次に自由席利用時の520円マイナスと閑散期利用時(指定席の場合)の200円マイナスのどちらかですが、利用する複数の列車のどれかが指定席であれば、指定席に対する後者(200円マイナス)が適用されます。

つまり、正解は2となります。

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02

途中下車をせずに新幹線を同一方向に乗り継ぐ場合は、特急料金が通算されます。

ただし、指定席と自由席を乗り継ぐ場合は、全区間に指定席料金が適用されます。

よって、本問の場合、割り引かれるのは閑散期の200円だけであり、正解は2です。

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03

改札を出ないで新幹線を乗り継ぐ場合、特急料金は通しで計算します。

3と4は、長野で特急料金を分けて計算しているので、誤りです。

指定席と自由席を乗り継ぐ場合は指定席料金が適用さえれるので、1のように指定席料金520円を引くのは誤りです。

閑散期は通常期の特急料金から200円引きとなります。

以上より、2が正解です。

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