国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成30年度(2018年)
旅行業法及びこれに基づく命令 問16
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成30年度(2018年) 旅行業法及びこれに基づく命令 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
企画旅行の円滑な実施のための措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 旅行業者は、旅行に関する計画に定めるサービスの旅行者への確実な提供を確保するために旅行の開始前に必要な予約その他の措置を講じなければならない。
- 旅行業者は、本邦外の旅行にあっては、旅行に関する計画に定めるサービスの内容の変更を必要とする事由が生じた場合は、代替サービスの手配及び当該サービスの提供を受けるために必要な手続の実施その他の措置を講じなければならない。
- 旅行業者は、本邦内の旅行であって、契約の締結の前に旅行者に対し、旅行地において旅行に関する計画に定めるサービスの提供を受けるために必要な手続の実施その他の措置を講じない旨を説明すれば、当該措置を講じなくてもよい。
- 旅行業者は、旅行に関する計画における2人以上の旅行者が同一の日程により行動することを要する区間における円滑な旅行の実施を確保するために必要な集合時刻、集合場所その他の事項に関する指示をしなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
国内旅行であり、サービスの提供を受けることのできる権利を表示した書面(乗車券、入場クーポンなど)を交付し、かつ旅程管理を行わないことを事前に説明している場合に限り、企画旅行においても旅程管理義務が免ぜられる例外規定があります。
設問文3では上記のうち、乗車券、クーポンなどの発行について記されていないため、免除条件を満たしていません。
1、2、4はそれぞれ企画旅行の旅程管理業務項目として挙げられている内容です。
なお、2で「本邦外の旅行にあっては」と明記してあるのは、国内旅行であれば条件を満たす場合に前述の免除規定があるからです。
海外旅行ではこの免除が無く、必ず2の措置を行わなければなりません。
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02
企画旅行に関する1、2、4の記述は正しいです。
よって、誤っているのは3です。
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03
1.記述の通りで正しいです。
2.記述の通りで正しいです。
3.国内旅行では旅程管理を行わないことを事前に説明するだけでなく、乗車券、宿泊券、観光入場券などのサービスを受けることの権利を表示した書面を交付すれば旅程管理業務が免除されるという例外があるので、誤りです。
4.記述の通りで正しいです。
以上より、3が正解(誤っているもの)です。
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