国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成30年度(2018年)
国内旅行実務 問58

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成30年度(2018年) 国内旅行実務 問58 (訂正依頼・報告はこちら)

次の行程で旅客が乗車する場合について、各設問に該当する答を、それぞれの選択肢の中から1つ選びなさい。
(注1)松本駅では、最初の列車の乗車日当日に乗り継ぐものとする。
(注2)乗車に必要な乗車券は、乗車日当日の乗車前に、途中下車しないものとして、購入するものとする。

大人1人が乗車するとき、片道普通旅客運賃の計算に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題文の画像
  • 運賃は、「35.1キロ」を使用した額と、「62.7キロ」を使用した額を合計した額となる。
  • 運賃は、「38.6キロ」を使用した額と、「62.7キロ」を使用した額を合計した額となる。
  • 運賃は、「35.1キロ+62.7キロ=97.8キロ」の計算による額となる。
  • 運賃は、「38.6キロ+62.7キロ=101.3キロ」の計算による額となる。

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この過去問の解説 (3件)

01

JRの地方交通線と幹線をまたいで利用する場合、運賃は別々に計算して合算するのではなく、通算します。よって、1と2は誤りです。

ただし、地方交通線は営業キロでなく賃率換算キロを用いて計算します。

よって、3は誤りで、4が正解です。

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02

ポイントは、信濃大町から松本の大糸線が地方交通線であり、幹線と連続して乗車する場合は、「賃率換算キロ」を使用する点です。
地方交通線の営業キロを賃率比で換算したものが「賃率換算キロ」であり、
幹線(営業キロ)と地方交通線(賃率換算キロ)を合算して運賃計算キロを求めます。
よって正解は4番となります。

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03

片道普通旅客運賃の計算方法は、全行程の合計の距離の合計で算出しますが、地方交通線の距離は、営業キロではなく、賃率換算キロで換算します。


1.2. は地方交通線の額と幹線の額を別に計算して合計しているので、誤りです。


3. は地方交通線の営業キロと幹線の営業キロを合計しているので、誤りです。


4. は地方交通線の賃率換算キロと幹線の営業キロを合計した額の計算であるので、正しいです。

以上より、4が正解です。

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