国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和元年度(2019年)
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問48
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和元年度(2019年) 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
旅客鉄道会社(JR)の旅客営業規則に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
- 「乗車券類」とは、乗車券、急行券、特別車両券、寝台券、コンパートメント券及び座席指定券をいう。
- 急行券を所持する旅客は、急行列車の遅延により、着駅到着時刻に2時間以上遅延して到着したときは、急行料金の全額の払いもどしを請求することができる。
- 小口団体(普通団体)に対する運送の申込みの受付期間は、当該団体の始発駅出発日の9箇月前の日から14日前の日までである。ただし、別に定める場合は12日前の日まで受け付けることがある。
- 小児の寝台料金は、大人の寝台料金を折半し、10円未満のは数を切り捨てて10円単位とした額とする。
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この過去問の解説 (3件)
01
寝台料金は大人・子供同額です。
1 「乗車券類」が指すものは設問の通りです。
金額を表す場合は、運賃・料金の二種類があります。
2 特急・急行列車が、到着時刻より2時間以上遅延した場合は、特急・急行料金の全額が返金となります。
また、列車が遅延したことにより、接続列車に乗継ができず、目的地への到着時刻から2時間以上遅れることが分かった場合に、途中で旅行を取りやめたり出発した駅まで戻る際は、列車が運行できない場合と同様の処置がとられます。
3 団体の申し込みは、出発日の9ヶ月前から14日前までです。
(12日前まで申し込みが可能な場合もあり)
また、お座敷列車など団体専用列車を使用する大口団体の場合は、2ヶ月前までです。
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02
寝台料金には子供料金の規定が無く、大人、子供同額です。
なお、子供が1名で寝台を占有する場合には所定の寝台料金が必要ですが、大人1名と子供1名が1つの寝台を利用、または子供2名で1つの寝台を利用する場合は、それぞれ1枚の寝台券で利用できます。(乗車券、特急券は各自)
1は正しい内容です。
「乗車券類の種類」でこのように定められています。
2も正しい内容です。
特急料金、急行料金の払い戻し条件は設問文2にある通り「2時間以上遅延した場合」です。
遅延の場合は乗車券、グリーン料金は払い戻しされません。
払い戻しの窓口が混雑していた場合は、遅延証明書か証明印を受けておいて後日手続きできます。
3も正しい内容です。
ちなみに大口団体の場合は9箇月前の日から2箇月前の日までです。
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03
正解(誤っているもの)は4.です。
1.→正しいです。JR各社ともに旅客営業規則の「乗車券類の発売」で定めています。
2.→正しいです。JR各社ともに旅客営業規則の「乗車変更等の取扱い」で定めています。
3.→正しいです。JR各社ともに旅客営業規則の「団体乗車券の発売」の節で定めています。
4.→誤りです。JR各社ともに旅客営業規則の「寝台料金」の節で定めていますが、1人あたりの料金として定めており大人・小児の区別はありません。
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