国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和元年度(2019年)
国内旅行実務 問64

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和元年度(2019年) 国内旅行実務 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

美しいリアス海岸の風景で知られる福江島や中通島などの島々から成り、禁教時代に信仰を密かに継続した「潜伏キリシタン」の伝統を物語る集落や教会が世界文化遺産にも登録されている諸島・列島は、次のうちどれか。
  • 天草諸島
  • 五島列島
  • トカラ列島
  • 八重山列島

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2、五島列島です。
長崎県に位置し、上五島と下五島と2つの区分に分けられます。
16世紀にキリスト教の伝来があり、その後キリスト教が禁じられた後にも潜伏キリシタンが残りました。

1天草諸島
熊本県に位置します。
五島列島と同様に、キリスト教の伝来があり、迫害を受けた後は「島原・天草の乱」の舞台にもなりました。

3トカラ列島
鹿児島県の南西諸島に位置します。
アクセスは航路のみです。

4 八重山列島
沖縄県に位置し、石垣島・竹富島・西表島・与那国島・尖閣諸島まで含みます。
主島の石垣島から沖縄本島までの距離は400km以上あるのに対し、台湾までは300㎞以内となります。

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02

正解は2です。

世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、1の天草諸島(熊本県)と2の五島列島(長崎県)の両方に当てはまります。
福江島、中通島は五島列島の代表的な島なので、そこから正解を導けます。

3のトカラ列島は鹿児島県奄美地方に位置する群島です。

4の八重山列島は沖縄県にあり、石垣島や有人最南端の波照間島、最西端の与那国島などを含みます。

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03

1.熊本県と鹿児島にまたがる島々で、島原の乱が有名です。キリシタンの信仰もあるので2と間違いやすいですが、誤りです。

2.長崎県の島々です。福江島、キリシタン、世界遺産がキーワードとなり、正解です。

3.鹿児島県の屋久島と奄美大島の間に位置し、霧島火山帯に属する火山の島々です。

4.沖縄県の石垣島をはじめ、竹富島、小浜島などからなる島々です。

以上より、2が正解です。

列島問題は、いくつか島や特徴をとらえておくと覚えやすいです。

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