国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和元年度(2019年)
国内旅行実務 問75
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和元年度(2019年) 国内旅行実務 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読み、以下の設問について該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。
「雪」は冬季の気象現象の一つであるが、雪をテーマとしたイベントは多く、他にも雪を利用したウィンタースポーツ、雪景色の鑑賞など、日本の重要な観光資源の一つにもなっている。イベントでは、迫力ある大雪像や氷像が人気の( a )さっぽろ雪まつりや、水神を祀る雪室・かまくらで甘酒などが楽しめる「横手の雪まつり」など、各地で雪をテーマとした催しが行われる。また、ウィンタースポーツとして人気の高いスキー、スノーボードを楽しめるスキー場も各地に存在し、近年では、ニセコ町や( b )湯沢町など、訪日外国人旅行者にも人気となっている地域もある。さらに、雪景色が見られる時期に特に人気がある観光地もあり、ニホンザルが雪景色の温泉に入る姿が見られる( c )地獄谷野猿公苑、世界文化遺産でもある合掌造り集落の雪景色をライトアップする( A )など、日本には雪を活かした観光資源は数多い。
下線( a )が開催される都道府県の郷土料理として最も適当なものは、次のうちどれか。
「雪」は冬季の気象現象の一つであるが、雪をテーマとしたイベントは多く、他にも雪を利用したウィンタースポーツ、雪景色の鑑賞など、日本の重要な観光資源の一つにもなっている。イベントでは、迫力ある大雪像や氷像が人気の( a )さっぽろ雪まつりや、水神を祀る雪室・かまくらで甘酒などが楽しめる「横手の雪まつり」など、各地で雪をテーマとした催しが行われる。また、ウィンタースポーツとして人気の高いスキー、スノーボードを楽しめるスキー場も各地に存在し、近年では、ニセコ町や( b )湯沢町など、訪日外国人旅行者にも人気となっている地域もある。さらに、雪景色が見られる時期に特に人気がある観光地もあり、ニホンザルが雪景色の温泉に入る姿が見られる( c )地獄谷野猿公苑、世界文化遺産でもある合掌造り集落の雪景色をライトアップする( A )など、日本には雪を活かした観光資源は数多い。
下線( a )が開催される都道府県の郷土料理として最も適当なものは、次のうちどれか。
- ごり汁
- 三平汁
- のっぺい汁
- はらこ飯
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この過去問の解説 (3件)
01
魚と根菜(大根や人参等)、じゃがいもを合わせて塩味で仕立てた汁物です。
北海道の汁物といえば、石狩汁も有名ですが、石狩汁は鮭を使うこと、味噌仕立てである違いがあります。
1 ごり汁(石川県)
ごりとはカジカを指します。
細目のごぼうとカジカを炊き、白みそで仕上げます。
3 のっぺい汁(全国)
のっぺ汁とも呼ばれます。
元々は宿坊の精進料理で、余った野菜を炊き、葛でとろみをつけた料理です。
現在では、鶏肉等も使われます。
4 はらこ飯(宮城県)
炊き込みご飯の一種です。
鮭の煮汁で米を炊き、鮭の身やいくらを上に載せます。
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02
さっぽろ雪まつりは北海道開催であり、同じ北海道の郷土料理は2の三平汁です。
昆布だしに塩漬けの魚(鮭、ニシンなど)や根菜(大根、ジャガイモなど)が入り、保存食活用として、また、冬に体を温める定番メニューとして北海道民に愛されたと言われています。
1のごり汁は石川県金沢が有名です。
なお、「ゴリ」とは金沢周辺でカジカという淡水魚を指す名前で、漢字では鰍と書きます。
3ののっぺい汁は日本各地にバリエーションが存在するという珍しいパターンの郷土料理です。
野菜を主体として、とろみがあることが特徴的な他は、様々なアレンジが利きます。
4のはらこ飯は宮城県を中心に見られます。
鮭を使った炊き込みご飯に、鮭の身と「はらこ」と呼ばれるイクラを具材として載せています。
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03
「さっぽろ雪まつり」は、毎年2月に北海道札幌市で開催されます。
1.ごり汁は石川県金沢の郷土料理です。河鹿を酒でにて細く切ったごぼうとともに椀に盛り、白みそ仕立ての汁をかける料理です。
2.三平汁は北海道の郷土料理です。昆布でだしをとり、サケ、ニシン、ホッケなどの魚の塩引きまたは糠漬けを大根などの根菜類と一緒に煮た塩汁です。
3.のっぺい汁は、全国に分布する郷土料理です。
4.はらこ飯は、東北の郷土料理です。鮭を煮込んだ煮汁で炊いたご飯の上にいくらを乗せる料理で、東北各地で駅弁としても売られています。
以上より、北海道の郷土料理の2が正解です。
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