国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和2年度(2020年)
旅行業法及びこれに基づく命令 問21

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和2年度(2020年) 旅行業法及びこれに基づく命令 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

旅行業者代理業者に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 旅行業者代理業者の登録の有効期間は、登録の日から起算して5年とする。
  • 所属旅行業者は、いかなる場合であっても、旅行業者代理業者が旅行業務につき旅行者に加えた損害を賠償する責めに任ずる。
  • 旅行業者代理業を営もうとする者は、第3種旅行業者を所属旅行業者とすることはできない。
  • 旅行業者代理業者は、旅行業務に関し取引をしようとするときは、所属旅行業者の氏名又は名称及び旅行業者代理業者である旨を取引の相手方に明示しなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

旅行業法第14の3の中で、この通り定められています。

1は誤りの内容です。
旅行業者代理業者にはそもそも登録の有効期間がありません。

2も誤りの内容です。
「いかなる場合であっても」の部分が間違っています。正しくは、
・当該所属旅行業者がその旅行業者代理業者への委託につき相当の注意をし、
・かつ、その旅行業者代理業者の行う旅行業務につき旅行者に加えた損害の発生の防止に努めた
ときは免責とされる場合があります。

3も誤りの内容です。
所属旅行業者について、種別の制限はありません。

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02

正解は、4です。

【代理業者の業務範囲】については、以下の通りです。

・所属旅行業者の種別に制限がない。→(3と関連)

・所属旅行業者の氏名または名称および旅行業者代理業者であることを明示する。→(4と関連)

・旅行業者代理業者は、登録の有効期限がない。→(1と関連)

・所属旅行業者が旅行業者代理業者の業務についての責任を負う。→(2と関連)

 ※「いかなる場合であっても」ではありません。

 ※所属旅行業者が「相当の注意をし、かつ損害の発生の防止に努めた場合」は、責任が免除されます。

・相談業務はできない。

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03

旅行業者代理業者に関する問題です。

選択肢1. 旅行業者代理業者の登録の有効期間は、登録の日から起算して5年とする。

誤りです。

旅行業者代理業者には、登録の有効期限はありません。

選択肢2. 所属旅行業者は、いかなる場合であっても、旅行業者代理業者が旅行業務につき旅行者に加えた損害を賠償する責めに任ずる。

誤りです。

「いかなる場合であっても」ではありません。

所属旅行業者が旅行業者代理業者への委託につき相当の注意をし、損害の発生防止に努めたときは、損害賠償責任を免れることができます。

選択肢3. 旅行業者代理業を営もうとする者は、第3種旅行業者を所属旅行業者とすることはできない。

誤りです。

所属旅行業者について、種別の制限はありません。

選択肢4. 旅行業者代理業者は、旅行業務に関し取引をしようとするときは、所属旅行業者の氏名又は名称及び旅行業者代理業者である旨を取引の相手方に明示しなければならない。

正しいです。

設問のとおりです。

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