国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和2年度(2020年)
国内旅行実務 問52
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和2年度(2020年) 国内旅行実務 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
貸切バスによる運送に関する設問です。次の行程で大型車の貸切バス(本設問において、以下「大型バス」という。)を利用するときの運賃について、資料に基づき以下の設問に該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。
(注1)「一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の変更命令について(平成26年3月26日付 関東運輸局長公示)」によるものとする。
(注2)この運行に係る料金は生じないものとする。
(注3)運賃の割引、消費税の計算は行わないものとする。
<資料>
・この大型バスの時間制運賃は1時間あたり6,000円とする。
・この大型バスのキロ制運賃は1キロ当たり140円とする。
この行程におけるキロ制運賃の額について、正しいものはどれか。
(注1)「一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の変更命令について(平成26年3月26日付 関東運輸局長公示)」によるものとする。
(注2)この運行に係る料金は生じないものとする。
(注3)運賃の割引、消費税の計算は行わないものとする。
<資料>
・この大型バスの時間制運賃は1時間あたり6,000円とする。
・この大型バスのキロ制運賃は1キロ当たり140円とする。
この行程におけるキロ制運賃の額について、正しいものはどれか。
- 89キロ ×140円 =12,460円
- 89キロ → 端数処理 →90キロ ×140円 =12,600円
- 121キロ ×140円 =16,940円
- 121キロ → 端数処理 →130キロ ×140円 =18,200円
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この過去問の解説 (3件)
01
貸切バスのキロ制運賃計算の際のポイントは、以下の通りです。
・出庫から帰庫までの走行距離を通算(回送距離も含める)
・10キロ未満の端数は10キロに切り上げ(切り捨てはありません)
これを踏まえて、正しい距離計算は、
121キロ → 端数切り上げにより 130キロ分
となり、選択肢4が当てはまります。
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02
キロ制運賃は、出庫から帰庫までの合計キロにより算出します。よって、乗車区間合計キロを用いている1、2は誤りです。
また、距離の端数の10キロ未満は繰り上げになり、合計キロは130キロとして計算するので、3は誤りです。
正しい計算式は
130キロ × 140円 = 18,200円 となります。
以上より、4が正解です。
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03
正解 4
貸切バスのキロ制運賃を求めるときは、回送距離と旅客が実際に乗車する距離を足します。
この問題の場合、回送距離19キロと13キロ、旅客が実際に乗車する距離89キロで、計121キロになりますが、10キロ未満は10キロに切り上げるので、130キロ分の運賃を計算することになります。
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