国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和3年度(2021年)
旅行業法及びこれに基づく命令 問19
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和3年度(2021年) 旅行業法及びこれに基づく命令 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
受託契約に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 旅行業者代理業者は、所属旅行業者の承諾がある場合に限り、他の旅行業者との間で、自ら受託契約を締結することができる。
- 旅行業者は、他の旅行業者が実施する企画旅行(参加する旅行者の募集をすることにより実施するものに限る。)について、複数の他の旅行業者と受託契約を締結することはできない。
- 委託旅行業者及び受託旅行業者は、受託契約において、委託旅行業者を代理して企画旅行契約(参加する旅行者の募集をすることにより実施するものに限る。)を締結することができる受託旅行業者の営業所を定めておかなければならない。
- 旅行業者は、他の旅行業者が実施する企画旅行(参加する旅行者の募集をすることにより実施するものに限る。)について、代理して企画旅行契約を締結する場合にあっては、当該他の旅行業者を所属旅行業者とする旅行業者代理業の登録を受けなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
旅行業者代理業者は、たとえ所属旅行者の承諾があったとしても自ら受託契約を締結することはできません。よって、選択肢1は誤りです。
「複数の他の旅行業者と受託契約を締結することはできない」とする禁止事項は設けられていないため、選択肢2は誤りです。
旅行業法第十四条の二の3で、「委託旅行業者及び受託旅行業者は、受託契約において、委託旅行業者を代理して企画旅行契約を締結することができる受託旅行業者又はその受託旅行業者代理業者の営業所を定めておかなければならない」と定められているので、選択肢3は正しいです。
受託業者は、旅行業者代理業者の登録が不要なため、選択肢4は誤りです。
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02
正解は3です。
【1】×
旅行業者代理業者は、いかなる場合でも、
直接受託契約を結ぶことはできません。
【2】×
複数の他の旅行業者と受託契約を締結することについては、
禁じられていません。
【3】〇
旅行業法第十四条の二の3に定められています。
【4】
旅行業者間で受託契約を結ぶことにより
「代わりに売る側」が旅行業者代理業の登録を
受けなくてもよいため、誤りです。
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03
正解は3です。
(1)×
旅行業者代理業者は、自らが直接受託契約を
締結することはできません。
(2)×
旅行業者は、複数の他の旅行業者と受託契約を
締結することができます。
(3)◯
設問の通りです。
(4)×
旅行業法では、旅行業者が他の旅行業者と受託契約を締結した場合は
旅行業者代理業の登録は受けなくてもよいことになっています。
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