国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和3年度(2021年)
国内旅行実務 問52
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和3年度(2021年) 国内旅行実務 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
次の行程(日帰り)で大型車の貸切バス(本設問において、以下「大型バス」という。)を利用するときの運賃及び料金の合計額に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(注1)大型バスの運賃は、「一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の変更命令について(平成26年3月26日付関東運輸局長公示)」によるものとし、運賃の種類は時間・キロ併用制運賃とする。
(注2)この利用に係る大型バスの運賃の割引はないものとする。
(注3)この大型バスは標準的な装備の大型車とし運転者は1名とする。
(注4)旅客乗車地及び旅客降車地における旅客の乗降に要する時間はそれぞれ5分とし、その間、大型バスは停車している。
(注5)消費税の計算は行わないものとする。
(注1)大型バスの運賃は、「一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の変更命令について(平成26年3月26日付関東運輸局長公示)」によるものとし、運賃の種類は時間・キロ併用制運賃とする。
(注2)この利用に係る大型バスの運賃の割引はないものとする。
(注3)この大型バスは標準的な装備の大型車とし運転者は1名とする。
(注4)旅客乗車地及び旅客降車地における旅客の乗降に要する時間はそれぞれ5分とし、その間、大型バスは停車している。
(注5)消費税の計算は行わないものとする。
- 4時間分の時間制運賃、70キロ分のキロ制運賃、1時間分の深夜早朝運行料金の合計額となる。
- 4時間分の時間制運賃、70キロ分のキロ制運賃、2時間分の深夜早朝運行料金の合計額となる。
- 7時間分の時間制運賃、80キロ分のキロ制運賃、1時間分の深夜早朝運行料金の合計額となる。
- 7時間分の時間制運賃、80キロ分のキロ制運賃、2時間分の深夜早朝運行料金の合計額となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
【時間制運賃の時間】
・10分 + 4時間25分 + 10分 = 4時間45分
★端数が30分以上の場合は1時間に切り上げ → 計5時間
・出庫前(1時間)、帰庫後(1時間)の点呼点検時間 → 計2時間
よって、合計:7時間
【キロ制運賃の距離】
・2キロ + 70キロ + 2キロ = 74キロ
★端数が10キロ未満の場合は10キロ単位に切り上げ → 80キロ
【深夜早朝運行料金の時間】
22時以降〜翌朝5時までの間に点呼点検時間、走行時間が含まれた場合、その時間帯に対して割増料金を適用します。
この問題の場合は、出庫前の1時間が対象となります。
上記を全て合わせた3が正解です。
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02
正解は3です。
貸し切りバスの運賃計算では、端数処理は、走行時間を合計してから30分以上は1時間単位に切り上げます。
また、時間制運賃の計算方法は以下の通りです。
時間制運賃 + キロ制運賃 = 貸切バス料金
よって、時間制運賃を「4時間」で計算している1と2は誤りです。
それに加えて、22時~翌朝 5 時の間に安全点検の時間、走行時間が含まれる場合には「深夜早朝運行料金」が加算されます。
この問題では、早朝運行時間にかかる1時間分を割増料金として計算します。そのため、深夜早朝運行料金を「2時間」で計算している4は誤りです。
よって3が正解です。
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03
正解は3です。
バスの時間制運賃の計算は、出庫~帰庫までを計算します。
※30分未満は切り捨て、30分以上は1時間に切り上げ
→4時間55分
→5時間に切り上げ
点検・点呼の2時間を追加して、
→時間制運賃は7時間
走行距離は、出庫~帰庫までを計算します。
※10キロ未満は10キロに切り上げ
→2+70+2 = 74 キロ
→キロ制運賃は80キロ
深夜早朝料金は、22時以降翌朝5時までの間に適用されるので、
1時間が対象となります。
よって3の計算式が正しいです。
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