国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和3年度(2021年)
国内旅行実務 問74

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和3年度(2021年) 国内旅行実務 問74 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、以下の各設問について該当する答を、選択肢の中からそれぞれ1つ選びなさい。
(注)作問の都合上、各空港の愛称名における所在地は省略している。
(例:出雲縁結び空港→縁結び空港)

国内の空港には、地域の特徴を印象付け人々に親しまれやすくすることなどを目的として、ユニークな愛称をつけたものも多い。
縁結びの神様で知られる(a)出雲大社に近いことから「縁結び空港」の愛称を持つ出雲空港や、タンチョウの生息する地域にふさわしく「たんちょう空港」の愛称をもつ( A )空港など、地域を代表する観光資源を表した愛称も多い。
他にも、地域にゆかりのある昔話にちなんだ(b)「桃太郎空港」や、この地域の方言で「新鮮な」を意味し地元の海産物をイメージさせる(c)「きときと空港」、地域の有名な祭りにちなんだ(d)「阿波おどり空港」など、ユニークな愛称は地域の観光資源を印象付けるのにも役立っている。

下線(b)と同じ都道府県で行われる代表的な祭りとして最も適当なものは、次のうちどれか。
  • お水取り(修二会)
  • 西大寺会陽
  • 山鹿灯籠まつり
  • 玉取祭(玉せせり)

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は2です。

「岡山桃太郎空港」は、岡山県岡山市にあります。

1 .お水取り(修二会)

お水取りは、奈良県東大寺二月堂で行われる、修二会という法会の中の一行事です。法会の目的は、仏の前で罪過を懺悔することであり、毎年3月1日~14日までの2週間行われます。

2 .西大寺会陽

西大寺(さいだいじ)は、岡山県岡山市東区西大寺にある寺です。

西大寺会陽は「はだか祭り」とも呼ばれ、日本三大奇祭としても全国的に有名です。厳冬の深夜、西大寺観音院の本堂御福窓から投下される2本の宝木をめぐって、約10,000人のまわしを締めた裸の男たちが争奪戦を繰り広げます。この宝木を取った者は、福男と呼ばれ、福が得られると言われています。

3 .山鹿灯籠まつり

山鹿灯籠まつりは、熊本県山鹿市、山鹿温泉にある大宮神社の祭りです。民謡「よへほ節」のメロディーにのって、浴衣姿の女性が、金・銀の和紙で作られた金灯籠を頭にのせ、市内を踊り歩く祭りです。

民謡と地域と合わせて、選択肢に頻出です。

4 .玉取祭(玉せせり)

玉取祭は、福岡県福岡市東区箱崎に在る神社、筥崎宮で行われます。九州三大祭の一つで、玉(宝珠)を得た者に幸運が授かるとして、それを奪い合う祭です。

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02

正解は2です。

「岡山桃太郎空港」は、岡山県にあります。

1 .お水取り(修二会)

正しくは修二会と呼ばれ、奈良県の東大寺二月堂で行われている、十一面観世音に過ちを悔いる行法です。

2 .西大寺会陽

岡山県の西大寺で行われており、別名「はだか祭り」と呼ばれています。

厳冬の深夜に行われ、日本三代奇祭として知られています。

3 .山鹿灯籠まつり

熊本県の山鹿温泉にある大宮神社のお祭りです。

山鹿灯籠は木や金具は一切用いず、手すき和紙と糊だけで作られており、高度な技術が見られる祭典です。

4 .玉取祭(玉せせり)

福岡県の筥崎宮で行われる祭典です。

別名「玉せせり」といい、九州三大祭の一つです。

浜側と陸側に分かれ二つの玉を奪い合い、陸側が玉をあげれば豊作、浜側があげれば豊漁と言われています。

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