国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和3年度(2021年)
国内旅行実務 問77

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和3年度(2021年) 国内旅行実務 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

日本国内における世界遺産・ラムサール条約・国立公園に関する以下の各設問について、該当する答を、選択肢の中からそれぞれ1つ選びなさい。

世界自然遺産「白神山地」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 1993年、日本で初の「世界自然遺産」に登録された。
  • 青森県南西部と岩手県北西部にまたがる約13万haの広大な山地帯で構成されている。
  • 東アジア最大級のブナ天然林が分布し、クマゲラをはじめとした多様な動物が生息している。
  • 人気の散策コースのひとつに「暗門渓谷ルート」がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

1 .正しいです。屋久島と並んで、1993年12月、日本で初めてのユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録されたました。

2 .誤りです。白神山地は、青森県から秋田県にまたがる山地帯の総称です。

3 .正しいです。ユネスコ世界遺産には「人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布」とも記されています。

4 .正しいです。渓流沿いの歩道を登り手前から「第3の滝」、「第2の滝」、「第1の滝」とめぐるルートで、峻険な岩壁の中、一面に立ち込める飛沫が心地いいルートです。

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02

この問題で誤っている記述は「青森県南西部と岩手県北西部にまたがる約13万haの広大な山地帯で構成されている。」です。

選択肢1. 1993年、日本で初の「世界自然遺産」に登録された。

記述のとおりです。

白神山地は1993年12月に、日本で初めての世界自然遺産に登録されました。

世界自然遺産として屋久島と、世界文化遺産として法隆寺の仏教建造物姫路城も同じタイミングで登録されています。

選択肢2. 青森県南西部と岩手県北西部にまたがる約13万haの広大な山地帯で構成されている。

記述は誤りです。

白神山地青森県南西部と秋田県北西部にまたがり、約13万haの広大な山地帯で構成されています。

選択肢3. 東アジア最大級のブナ天然林が分布し、クマゲラをはじめとした多様な動物が生息している。

記述のとおりです。

クマゲラはキツツキの仲間では最大で、他にも、カモシカ・ヤマネ・ツキノワグマなども生息しています。

この白神山地一帯が森林の博物館のような場所です。

選択肢4. 人気の散策コースのひとつに「暗門渓谷ルート」がある。

記述のとおりです。

暗門の滝の入口から、第三の滝・第二の滝・第一の滝と3つの滝をめぐる人気の散策コースで、道中ブナ林を望むことができます。

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03

正解は2です。

1 .→合っています。

屋久島と並んで、1993年に日本で初めて「世界自然遺産」に登録されました。

世界遺産登録以前には、弘西山地(こうせいさんち)とも呼ばれていました。

2 .→誤りです。

青森県南西部と秋田県北西部の県境をまたがっています。

3 .→合っています。

クマゲラとは、キツツキ科の鳥で、天然記念物に指定されています。

ブナの木だけに巣穴を作ります。

4 .→合っています。

白神山地最大の観光スポットと言われる3つの滝があります。

以前はなかなか人が近づくことができないスポットでしたが、遊歩道が整備され、人気のトレッキングコースとなりました。

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