国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和3年度(2021年)
国内旅行実務 問79

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和3年度(2021年) 国内旅行実務 問79 (訂正依頼・報告はこちら)

ラムサール条約の登録地「琵琶湖」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 滋賀県の面積の約6分の1を占める日本最大の淡水湖である。
  • 弁才天を祀る宝厳寺がある嫁ヶ島が浮かんでいる。
  • 大津市の堅田と守山市の今浜を結ぶ琵琶湖大橋がかかっている。
  • 湖で採れた魚を使った郷土料理「ふなずし」は滋賀県の名産品として知られている。

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題で誤っている記述は「弁才天を祀る宝厳寺がある嫁ヶ島が浮かんでいる。」です。

琵琶湖に浮かんでいる島は竹生島(ちくぶじま)です。

竹生島には、西国三十三所巡礼、第三十番札所の宝厳寺があります。

選択肢1. 滋賀県の面積の約6分の1を占める日本最大の淡水湖である。

記述のとおりです。

日本で1番大きな湖で、面積は669.26平方キロメートルあります。

選択肢2. 弁才天を祀る宝厳寺がある嫁ヶ島が浮かんでいる。

記述は誤りです。

弁才天を祀る宝厳寺があるのは竹生島です。

嫁ヶ島は、島根県の宍道湖に浮かぶ唯一の島です。

選択肢3. 大津市の堅田と守山市の今浜を結ぶ琵琶湖大橋がかかっている。

記述のとおりです。

昭和39年に開通した琵琶湖大橋は、湖の東と西を直結した有料の橋で、長さは1350メートルあります。

緩やかなアーチ型になっているのが特徴です。

選択肢4. 湖で採れた魚を使った郷土料理「ふなずし」は滋賀県の名産品として知られている。

記述のとおりです。

最古の寿司とも言われるふなずしは滋賀県の郷土料理のひとつです。

琵琶湖でとれる二ゴロブナを塩漬けにして、炊いたご飯を重ねて自然発酵させる料理です。

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02

正解は2です。

1 .面積は669.26 平方キロメートルで、 日本最大です。滋賀県 の面積の6分の1を占めています。

2 .嫁ヶ島は、島根県松江市嫁島町の西約200mに位置する宍道湖唯一の島です。

3 .琵琶湖大橋は滋賀県大津市と同県守山市の間で琵琶湖に架かる国道477号の橋です。琵琶湖大橋有料道路の一部として滋賀県道路公社が管理しており、琵琶湖はこの橋を境に北側は「北湖」または「太湖」と呼ばれ、南側は「南湖」と呼ばれています。

4 .ふなずしは、日本古来の鮓 すし (なれずし)の代表的な一種です。古代から琵琶湖産のニゴロブナ(煮頃鮒)などを主要食材として作られ続けている滋賀県の郷土料理です。

参考になった数14

03

正解は2です。

1 .→合っています。

 約440万年もの歴史を持つ、日本最古の湖です。

 近畿圏に水を供給しており、人々の生活や産業に欠かせないものとなっています。

2 .→×です。

 観音菩薩を祀る満月寺がある浮御堂が浮かんでいます。

 臨済宗大徳派の寺院で、湖上に突き出ている浮御堂が有名です。

3 .→合っています。

 琵琶湖大橋は、景観に調和した、なだらかな曲線が特徴の有料橋です。

 時速約60kmで走行すると、琵琶湖周航の歌が流れるメロディーロードが設置されています。

4 .→合っています。

 「ふなずし」は、塩漬けにした鮒をご飯で漬け込んで発酵させたものです。独特な匂いで有名です。

 魚の保存方法の一つとして伝えられた名産品です。

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