国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和3年度(2021年)
国内旅行実務 問85
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和3年度(2021年) 国内旅行実務 問85 (訂正依頼・報告はこちら)
次の温泉と観光地の組合せのうち、その所在地がすべて同じ都道府県にあるものはどれか。
- 浅虫温泉 ―― 岩木山 ――― 弘前城
- 奥津温泉 ―― 鷲羽山 ――― 金丸座
- 杖立温泉 ―― 宮之浦岳 ―― 西都原古墳群
- 東山温泉 ―― 蔵王山 ――― 大内宿
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
1 .全て青森県にあります。
浅虫温泉:青森市にある、「北の熱海」と呼ばれている温泉地です。
岩木山:弘前市および西津軽郡鰺ヶ沢町に位置する火山です。青森県最高峰です。
弘前城:弘前市にある、江戸時代に築城されたお城です。
2 .
奥津温泉:岡山県苫田郡にある、美人の湯として知られる温泉地です。
鷲羽山:岡山県倉敷市の観光スポットの一つとして知られ、瀬戸内海国立公園に属しています。
金丸座:香川県仲多度郡にある、日本最古の芝居小屋です。
3 .
杖立温泉:熊本県阿蘇郡にある温泉地です。
宮之浦岳:鹿児島県の屋久島中央部の山です。屋久島として世界遺産に登録されています。
西都原古墳群:宮崎県西都市にある、日本最大級の古墳群です。
4 .
東山温泉:福島県会津若松市にある、温泉地です。
蔵王山:宮城県と山形県にまたがる奥羽山脈の連山で、日本百名山に選ばれています。
大内宿:福島県南会津郡にある宿場です。江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。
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02
この問題の正解は「浅虫温泉 ―― 岩木山 ――― 弘前城」です。
浅虫温泉・岩木山・弘前城はいずれも青森県にあります。
すべて青森県に位置します。
浅虫温泉:青森市にある温泉で、平安時代に慈覚大師円仁によって発見されたと伝えられる歴史の古い温泉です。元々、布を織るための麻を蒸すために使われていたので、「麻蒸」が「浅虫」になったといわれます。
岩木山:青森県内で一番高い山です。(標高1625メートル)弘前市及び鰺ヶ沢町に位置していて、別名「津軽富士」と呼ばれます。
弘前城:桜の名所として知られます。弘前城は東北唯一(日本最北端)の現存する天守で、国の重要文化財にも指定されています。
奥津温泉:岡山県北部にある温泉で、湯郷温泉・湯原温泉と並び「美作三湯」のひとつに数えられます。奥津小唄に合わせて洗濯物を足踏みで洗っていく「足踏み洗濯」でも知られる温泉です。
鷲羽山:岡山県に位置する鷲羽山は、日本で初めて国立公園に指定された瀬戸内海国立公園の代表的な景勝地です。鷲が羽を広げた形に見えるためこの名になりました。
金丸座:香川県にある、現存する芝居小屋の中で最も古いのが金丸座です。香川県で有名な金比羅宮の門前町にあります。
杖立温泉:熊本県にある温泉で、杖立川の峡谷に温泉宿が並んでいます。約1800年前に神功皇后が応神天皇を出産した時に産湯として使われたといわれる歴史の古い温泉です。
宮之浦岳:鹿児島県屋久島のほぼ中央に位置する山で、九州最高峰(標高1936メートル)です。別名洋上のアルプスとも言われます。世界自然遺産・屋久島の構成資産です。
西都原古墳群:宮崎県にあり、日本有数の古墳群として知られます。天孫降臨の神話が息づく地でもある西都原古墳群の周辺は花の名所としても有名です。
東山温泉:白虎隊の地として知られる福島県会津若松市にある温泉で「会津の奥座敷」と言われます。およそ1300年前に名僧・行基によって発見されたといわれる温泉です。
蔵王山:宮城県・山形県にまたがる山で、蔵王国定公園の一部になっています。東北地方の奥州山脈の一部に見られる樹氷が有名です。
大内宿:福島県会津若松市にある、会津西街道の宿場町です。重要伝統的建造物群保存地区で、まるごとねぎ1本をお箸の代わりにして食べるねぎそばが郷土食として有名です。
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03
正解は1です。
1.すべて青森県にある観光地です。よって正解です。
2.奥津温泉と鷲羽山は岡山県、金丸座は香川県にあります。
金丸座は旧金毘羅大芝居「金丸座」 で、現存する日本最古の芝居小屋として有名です。
3.杖立温泉は熊本県、宮之浦岳は鹿児島県、西都原古墳群は宮崎県にある観光名所です。
西都原古墳群は国の特別史跡に指定されている、日本最大級の古墳群です。
4.東山温泉と大内宿は福島県、蔵王山は宮城県と山形県の両県南部の県境に位置します。
蔵王山は、場所を移しながら次々と繰り返された火山活動で形成された複合火山群で、火を吹く山、火の山として恐れられています。
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