国内旅行業務取扱管理者の過去問 令和4年度(2022年) 旅行業法及びこれに基づく命令 問1
この過去問の解説 (3件)
この問題の正解は「旅行業等を営む者の組織する団体の適正な活動の促進」です。
こちらが正解です。
法第1条「目的」に定められているものは以下のとおりです。
◎旅行業法の目的
1.登録制度の実施
2.旅行業者等を営む者の適正な運営を確保
3.旅行業者等を営む者の組織する団体の適正な活動の促進
4.旅行業務に関する取引の公正の維持
5.旅行の安全の確保
6.旅行者の利便の増進
上記6点は必ず暗記しましょう。
この問題では旅行業法及びこれに基づく命令の法第1条「目的」に定められているものを問われております。
記述は誤りです。
旅行業法及びこれに基づく命令には旅行業等を営む者の利便の増進ではなく、旅行業者等を営む者の組織する団体の適正な活動の促進を目的と定めております。
記述は誤りです。
旅行業法及びこれに基づく命令には旅行業等を営む者の業務の公正な競争の確保ではなく、旅行業務に関する取引の公正の維持を目的と定めております。
記述は誤りです。
旅行業法及びこれに基づく命令には旅行の安全の確保や旅行者の利便の増進について記載されておりますが、旅行に関する需要の拡大については定められておりません。
記述の通りです。
旅行業法及びこれに基づく命令には旅行業等を営む者の組織する団体の適正な活動の促進が定められております。
旅行業法第1条「目的」6つの項目が定められています。
内容は「旅行業法で定める3つの目的」と、
「目的を達成するための手段3つ」となります。
毎年のように出題される項目なので、暗記するようにしましょう。
<旅行業法第1条「目的」6つの項目>
・登録制度を実施
・旅行業等を営む者の業務の適正な運営を確保
・旅行業等を営む者の組織する団体の適正な活動を促進
・旅行業務に関する取引の公正の維持
・旅行の安全の確保
・旅行者の利便の増進
「利便の増進」については「旅行者の利便の増進」という項目が設定されています。旅行者に対する適切なサービス提供が目的となるため、誤りです。
旅行業等を営む者については「旅行業等を営む者の業務の適正な運営の確保」がされています。本項目は業務の運営を適正に確保する為なので、公正な競争の確保はしていません。
旅行については「旅行の安全の確保」と言う項目は設定されていますが。需要の拡大という項目はありません。
正解です。
旅行業法では旅行業者が適正に活動できるよう定められています。
旅行業法第1条「目的」についてはよく出題される項目なので、暗記してひっかけ問題に惑わされないように注意しましょう。
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