国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和4年度(2022年)
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問2
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和4年度(2022年) 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
募集型企画旅行契約の部「旅行契約の内容」「手配代行者」「契約の申込み」に関する次の記述から、正しいもののみをすべて選んでいるものはどれか。
a 旅行業者は、契約において、旅行者が旅行業者の定める旅行日程に従って、旅行サービスの提供を受けることができるように、手配することのみを引き受ける。
b 旅行業者は、国内旅行の契約の履行に当たって、その手配の全部又は一部を本邦内の他の旅行業者、手配を業として行う者に代行させることはできない。
c 旅行業者に契約の申込みをしようとする旅行者は、通信契約を締結する場合を除き、旅行業者所定の申込書に所定の事項を記入の上、旅行業者が別に定める金額の申込金とともに、旅行業者に提出しなければならない。
d 旅行者から収受する申込金は、旅行代金又は取消料若しくは違約料の一部として取り扱う。
a 旅行業者は、契約において、旅行者が旅行業者の定める旅行日程に従って、旅行サービスの提供を受けることができるように、手配することのみを引き受ける。
b 旅行業者は、国内旅行の契約の履行に当たって、その手配の全部又は一部を本邦内の他の旅行業者、手配を業として行う者に代行させることはできない。
c 旅行業者に契約の申込みをしようとする旅行者は、通信契約を締結する場合を除き、旅行業者所定の申込書に所定の事項を記入の上、旅行業者が別に定める金額の申込金とともに、旅行業者に提出しなければならない。
d 旅行者から収受する申込金は、旅行代金又は取消料若しくは違約料の一部として取り扱う。
- a,b
- c,d
- b,c,d
- a,b,c,d
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この過去問の解説 (3件)
01
正しい記述は c と d です。
a:誤りです。
旅行業者が引き受けるのは手配のみではありません。
旅行者が旅行業者の定める旅行日程に従って、旅行のサービスを受けることができるように、手配し、旅程を管理することを引き受けるものです。
b:誤りです。
旅行業者は旅行を実施するにあたり、手配の全部または一部を手配代行者に代行させることができます。
ちなみに本邦内または本邦外の旅行どちらでも代行可能です。(手配代行者の手配行為は旅行業者の責任です。)
c:記述のとおりです。
契約の申込みをしようとする旅行者は、通信契約を締結する場合を除き、旅行業者所定の申込書に所定の事項を記入の上、申込金とともに、旅行業者に提出しなければなりません。
d:記述のとおりです。
旅行者から収受する申込金は、旅行代金又は取消料若しくは違約料の一部として取り扱われます。
こちらが正解です。
「契約の申し込み」が通信契約の場合は、申し込みをしようとする募集型企画旅行の名称・旅行開始日・会員番号その他の事項を旅行業者に通知することにより申し込みを行います。
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02
この問題は「約款」からの出題です。誤っている記述は下記の2点です。
a 旅行業者は、契約において、旅行者が旅行業者の定める旅行日程に従って、旅行サービスの提供を受けることができるように、手配することのみを引き受ける。
(正しくは)→手配し、旅程を管理することを引き受けます。
b 旅行業者は、国内旅行の契約の履行に当たって、その手配の全部又は一部を本邦内の他の旅行業者、手配を業として行う者に代行させることはできない。
(正しくは)→本邦内又は本邦外の他の 旅行業者、手配を業として行う者その他の補助者に代行させることがあります。
どちらの記述も正しいため、正解です。
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03
募集型企画旅行契約の部「旅行契約の内容」「手配代行者」「契約の申込み」に関する理解を問う問題です。
こちらの記載の通りです。
c...通信契約を除き、旅行業者所定の申込書に所定の事項を記入の上、申込金を併せて旅行業者に提出することで契約成立します。
d...旅行者から収受した申込金を旅行代金又は取消料若しくは違約料の一部として取扱い、差額が発生した際は旅行者に返金されます。
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