国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和4年度（2022年）
問26 (旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問1)

記述の通りです。

約款に定めのない事項については、法令又は一般に確立された習慣を適用します。

（ここでいう法令とは、主に民法や商法のことです。）

特約が有効な場合は、①特約・②約款・③法令又は一般に確立された習慣の順番で優先されます。

記述は誤りです。

「国内旅行」は本邦内のみの旅行をいい、「海外旅行」は国内旅行以外の旅行をいいます。

記述は誤りです。

この記述は「受注型企画旅行」のことを指します。

「募集型企画旅行」は、旅行業者が旅行者の募集のためにあらかじめ旅行の目的地及び日程、旅行者が提供を受けることができる運送又は宿泊のサービスの内容並びに旅行者が旅行業者に支払うべき旅行代金の額を定めた旅行に関する計画を作成し、これにより実施する旅行をいいます。

記述は誤りです。

口頭で特約を結ぶことはできません。

特約を結ぶには法令に反しないこと・旅行者に不利にならないこと・書面による契約の３つの条件を満たす必要があります。

記載の通りです。

記載は誤りです。

海外旅行は国内旅行以外を表し、本邦外のみの旅行ではありません。

記載は誤りです。

募集型企画旅行とは旅行業者が旅行者からの依頼により行うものではなく、旅行業者が旅行者の募集のためにあらかじめ、旅行の目的地及び日程、旅行者が提供を受けることができる運送又は宿泊のサービスの内容並びに旅行者が旅行業者に支払うべき旅行代金の額を定めた旅行に関する計画を作成し、これにより実施する旅行を指します。

記載は誤りです。

特約、約款、法令や一般に確立された習慣の優先順位で内容が反映されます。

また特約を締結できるのは「法令に反していない」「旅行者に不利にならない内容」「書面による契約」の3点を満たす場合です。

正しいです。

募集型企画旅行契約では、約款に定めがない場合、民法や商法などの法令、または一般に確立された慣習が適用されます。

優先順位は、①特約 → ②約款 → ③法令・慣習 です。

誤りです。

「海外旅行」とは「国内旅行以外の旅行」を指し、本邦外のみの旅行に限定されません。

例えば、国内と海外をまたぐ旅行も含まれます。

誤りです。

記述は「受注型企画旅行」の定義です。

「募集型企画旅行」とは、旅行業者が旅行者を募集するために、あらかじめ目的地・日程・サービス内容・代金を定めた計画を作成し実施する旅行です。

誤りです。

特約は、以下の3つの条件を全て満たす必要があります。

①法令に反しない

②旅行者に不利でない

③書面で締結する（口頭のみでは有効な特約にはなりません）