国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和4年度(2022年)
国内旅行実務 問10

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和4年度(2022年) 国内旅行実務 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

次のJR券の取り扱いについて、設問に該当する答を選択肢の中から1つ選びなさい。

(注1)このJR券の購入、変更、払いもどしは、JRの駅で指定券を発売している時間内に行うものとする。
(注2)このJR券は現金で購入したものとする。
(注3)このJR券は1回も変更されていないものとする。
(注4)本設問における変更、払いもどしは使用開始前で有効期間内に行うものとする。
(注5)本設問における変更、払いもどし、指定列車の乗り遅れは旅客の都合によるものとする。

このJR券を3月18日に払いもどす場合の払いもどし手数料の額に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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この過去問の解説 (2件)

01

この問題の正解は

「乗車券の払いもどし手数料は220円、特急券の払いもどし手数料は不要、グリーン券の払いもどし手数料は390円である。」です。

この問題は、JRの切符の券面をしっかりと読み取れているかがポイントです。

「乗車券・新幹線特急券・グリーン券」とあるので、運賃と料金どちらも含まれていることがわかります。

また、払戻し手数料についてはしっかりと覚えておきましょう。

選択肢3. 乗車券の払いもどし手数料は220円、特急券の払いもどし手数料は不要、グリーン券の払いもどし手数料は390円である。

こちらが正解です。

乗車券・回数券・自由特急券などの払い戻しの条件は、使用開始前で有効期間内であることです。

払いもどし手数料は220円かかります。

料金券は2種類あるので(指定席特急券・グリーン券)、この場合、特急料金の払いもどしには手数料はかかりません。

グリーン券には、前日から出発時刻前まで料金の30%の払いもどし手数料が必要です。

この場合は1300円の30%の390円の払戻手数料がかかります。

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02

【乗車券の払いもどし手数料は220円、特急券の払いもどし手数料は不要、グリーン券の払いもどし手数料は390円である。】が正解です。

 

この問題では、JR券に記載されている内容をしっかりと理解し、払いもどし手数料を正確に計算できるかが問われています。具体的には、以下の3種類の券に対する払いもどし手数料を考えます。

乗車券(運賃)

特急券(指定席の特急料金)

グリーン券(グリーン車の指定席料金)

 

払いもどし手数料の計算

問題では、払いもどしが3月18日に行われるため、全ての券は「使用開始前」であり、「有効期間内」に該当します。

1. 乗車券の払いもどし手数料

乗車券の払いもどし手数料は、使用開始前であれば220円です。

2. 特急券の払いもどし手数料

特急券(指定席)の払いもどし手数料は、出発前であれば不要です。

ここでポイントとなるのは、特急券の払いもどし手数料が不要な点です。これはJRの規則で、指定された列車の出発時刻前であれば、払いもどし手数料は発生しません。

3. グリーン券の払いもどし手数料

グリーン券の払いもどし手数料は、出発前であれば、グリーン料金の30%です。

具体的には、1,300円の30%で390円が払いもどし手数料としてかかります。

選択肢1. 乗車券の払いもどし手数料は不要、特急券の払いもどし手数料は不要、グリーン券の払いもどし手数料は390円である。

乗車券の払いもどし手数料に誤りがあります。

選択肢2. 乗車券の払いもどし手数料は不要、特急券の払いもどし手数料は520円、グリーン券の払いもどし手数料は不要である。

3種すべての払いもどし手数料に誤りがあります。

選択肢3. 乗車券の払いもどし手数料は220円、特急券の払いもどし手数料は不要、グリーン券の払いもどし手数料は390円である。

正しい記述です。

 

価格:4,230円(内訳:乗車券1,170円、特急券1,760円、グリーン券1,300円)を使用開始前の有効期間内に払いもどす場合、

乗車券: 220円の手数料

特急券: 手数料不要

グリーン券: 390円の手数料

が必要になります。

選択肢4. 乗車券の払いもどし手数料は220円、特急券の払いもどし手数料は520円、グリーン券の払いもどし手数料は不要である。

特急券、グリーン券の払いもどし手数料に誤りがあります。

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