国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和4年度(2022年)
国内旅行実務 問20

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和4年度(2022年) 国内旅行実務 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、以下の設問について該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。

山が多く水に恵まれた我が国には河川が多く、各地に「川下り」「ライン下り」「舟下り」などと呼ばれる河川を利用した観光資源が存在する。
川下りには、急流のスリルを楽しむものや町中の水路から景色を楽しむものなど、さまざまなタイプがあるが、亀岡から(a)嵐山までの保津川を下る「保津川下り」は急流のスリルと渓谷美が人気。
一方、砂鉄川沿いの奇岩で知られる「(b)猊鼻渓舟下り」では船頭が唄う「げいび追分」と共にゆっくりと景色を楽しめるほか、国の名勝・天然記念物に指定された名所であり「岩畳」で知られる荒川上流域の「[ A ]ライン下り(荒川ライン下り)」はコースによって急流も緩やかな流れも楽しめる。
また、北原白秋のふるさと(c)柳川の「川下り」のように市内にめぐらされた堀割を舟で行き来するものや、水郷・(d)潮来の「十二橋めぐり」のように水路から街の景色を楽しむものなどもあり、さまざまな川下りは老若男女を問わず人気が高い。

下線(a)のエリアに最も近く、世界文化遺産「古都京都の文化財(京都市・宇治市・大津市)」の構成資産の1つでもある社寺は、次のうちどれか。
  • 清水寺
  • 下鴨神社
  • 醍醐寺
  • 天龍寺

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

この問題の正解は「天龍寺」です。

この問題の選択肢はすべて、世界文化遺産「古都京都の文化財(京都市・宇治市・大津市)」の構成資産に含まれている社寺なので、「嵐山」に最も近い場所というのがポイントです。

選択肢1. 清水寺

清水の舞台が有名な清水寺は、京都市東山区にあります。

毎年年末に一年の世相を表す「今年の漢字」の発表もこちらで行われます。

選択肢2. 下鴨神社

下鴨神社は京都市左京区にある神社で、正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)といいます。

鴨川の下流に祀られているお社なので下鴨神社と呼ばれています。

選択肢3. 醍醐寺

真言宗醍醐寺派の総本山の醍醐寺は紅葉の名所としても有名です。

庭園は豊臣秀吉の設計といわれています。

他にも国宝の五重塔など、数々な文化財があります。

選択肢4. 天龍寺

天龍寺は、嵐山の渡月橋から徒歩5分ほどの場所にある紅葉の名所でもあります。

雲龍図達磨図が有名です。

参考になった数21

02

正解は、「天龍寺」です。

この問題の選択肢は全て世界文化遺産「古都京都の文化財(京都市・宇治市・大津市)」に含まれています。位置関係を頭の片隅に入れておくといいでしょう。

選択肢1. 清水寺

京都市東山区にあり、「清水の舞台」としても有名です。

清水寺のシンボルでもある三重塔は、三重塔の中では日本最大級の大きさで京都の中心街からも見ることが出来ます。

選択肢2. 下鴨神社

京都市左京区にある、賀茂御祖神社は別名下鴨神社と言われています。

秋には境内にある糺の森が赤黄オレンジに色づくヤマモミジが見どころのひとつです。

また、京都三大祭りのひとつである葵祭が行われる場所としても有名です。

 

選択肢3. 醍醐寺

京都市伏見区にある、真言宗醍醐派の総本山です。

国の特別史跡・特別名勝である三宝院庭園は豊臣秀吉が基本設計したと言われていています。

選択肢4. 天龍寺

京都市右京区嵐山に位置する寺院です。

日本で初めて史跡・特別名勝に指定された曹源池庭園でありどの季節に訪れても素敵な景観美ですが、中でも秋の紅葉が人気高いです。

近くには竹林や渡月橋の観光も人気のため観光客で賑わいを見せています。

参考になった数3