国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和4年度(2022年)
国内旅行実務 問25

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和4年度(2022年) 国内旅行実務 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

日本国内における世界遺産・ラムサール条約・国立公園に関する以下の設問について、該当する答を、選択肢の中から1つ選びなさい。

世界文化遺産「富士山—信仰の対象と芸術の源泉」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 古くから信仰対象となった神聖な山であり、近世には江戸とその近郊を中心に「富士講」と呼ばれる富士山信仰が隆盛した。
  • 山中には修験道の聖地として名高い大峰山寺や、根本道場の金峯山寺がある。
  • 構成資産には山中湖、河口湖など富士五湖のほか、海岸の三保松原も含まれている。
  • 全国の浅間神社の総本宮である富士山本宮浅間大社は構成資産の1つである。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題の中で、世界文化遺産「富士山—信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に入っていない、誤った選択肢は山中には修験道の聖地として名高い大峰山寺や、根本道場の金峯山寺がある。」です。

選択肢1. 古くから信仰対象となった神聖な山であり、近世には江戸とその近郊を中心に「富士講」と呼ばれる富士山信仰が隆盛した。

記述のとおりです。

選択肢2. 山中には修験道の聖地として名高い大峰山寺や、根本道場の金峯山寺がある。

修験道の聖地として名高い大峰山寺は奈良県天川村に、根本道場の金峯山寺は吉野山の中腹にあります。

こちらは「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として2004年に世界文化遺産に登録されています。

選択肢3. 構成資産には山中湖、河口湖など富士五湖のほか、海岸の三保松原も含まれている。

記述のとおりです。

選択肢4. 全国の浅間神社の総本宮である富士山本宮浅間大社は構成資産の1つである。

記述のとおりです。

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02

【山中には修験道の聖地として名高い大峰山寺や、根本道場の金峯山寺がある。】が誤った記述です。

選択肢1. 古くから信仰対象となった神聖な山であり、近世には江戸とその近郊を中心に「富士講」と呼ばれる富士山信仰が隆盛した。

正しい記述です。

選択肢2. 山中には修験道の聖地として名高い大峰山寺や、根本道場の金峯山寺がある。

誤った記述です。

 

大峰山寺

奈良県の吉野山地に位置する修験道の重要な拠点です。

金峯山寺

奈良県吉野にある寺院で、修験道の根本道場としての役割を果たしています。

 

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。

選択肢3. 構成資産には山中湖、河口湖など富士五湖のほか、海岸の三保松原も含まれている。

正しい記述です。

 

富士五湖

山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の5つの湖です。

 

三保松原

静岡県静岡市清水区の三保半島にある景勝地です。

選択肢4. 全国の浅間神社の総本宮である富士山本宮浅間大社は構成資産の1つである。

正しい記述です。

 

富士山本宮浅間大社

静岡県富士宮市に位置し、富士山の南麓に鎮座する神社です。

まとめ

「富士山—信仰の対象と芸術の源泉」は、富士山そのものと、山の周囲に点在する25の構成資産から成り立っています。

主な構成資産には以下が含まれます。

 

・富士山頂

・富士五湖

・三保松原

・北口本宮冨士浅間神社

・白糸の滝

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