国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和5年度(2023年)
問1 (旅行業法及びこれに基づく命令 問1)

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和5年度(2023年) 問1(旅行業法及びこれに基づく命令 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述から、法第1条「目的」に定められているもののみをすべて選んでいるものはどれか。

a  旅行業等を営む者の業務の適正な運営の確保
b  旅行業等を営む者を通じた訪日外国人旅行の誘致と国際交流の促進
c  旅行者の利便の増進
d  旅行業務に関する取引の公正の維持
  • a,b
  • a,c,d
  • b,c,d
  • a,b,c,d

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この過去問の解説 (3件)

01

a  旅行業等を営む者の業務の適正な運営の確保 →○
b  旅行業等を営む者を通じた訪日外国人旅行の誘致と国際交流の促進 →×
c  旅行者の利便の増進 →○
d  旅行業務に関する取引の公正の維持 →○

まとめ

法第1条「目的」に定められているものは下記の通りです。この6つは丸暗記しましょう。

1.取引の公正の維持

2.旅行の安全の確保

3.旅行者の利便の増進

4.登録制度

5.業務の適正な運営を確保

6.団体の適正な活動を促進

(参考)

旅行業法 第一章 総則(目的)第一条

第一条 この法律は、旅行業等を営む者について登録制度を実施し、あわせて旅行業等を営む者の業務の適正な運営を確保するとともに、その組織する団体の適正な活動を促進することにより、旅行業務に関する取引の公正の維持旅行の安全の確保及び旅行者の利便の増進を図ることを目的とする。

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02

旅行業法第一条 目的 に関する出題です。

選択肢2. a,c,d

こちらが正答です。

まとめ

旅行業法の目的には、

①旅行業等を営む者についての登録制度の実施

②旅行業等を営む者の業務の適正な運営の確保(a)

③旅行業等を営む者が組織する団体の適正な活動の促進

④旅行業務に関する取引の公正の維持(d)

⑤旅行の安全の確保

⑥旅行者の利便の増進(c)

の6点があります。

毎年必ず出る論点です。確実に覚えるようにしましょう。

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03

この問題の解答は「a,c,d」です。

選択肢2. a,c,d

その通りです。

旅行業法の目的には、訪日外国人旅行の誘致と国際交流の促進は含まれません。

まとめ

旅行業法を制定する目的は同法第1条に以下の3つが規定されています。

旅行業務に関する取引の公正の維持

②旅行の安全の確保

③旅行者の利便の増進

 

また、この目的を達成するための手段も同法第1条に以下の3つが規定されています。

①旅行業等を営む者の登録制度

②旅行業等を営む者の業務の適正な運営の確保

③旅行業等を営む者の組織する団体の適正な活動の促進

 

旅行業法の目的については十中八九、試験の最初に出題されます。しっかり覚えて自信ある回答を選び、試験合格の流れを引き寄せましょう。なお「旅行業等を営む者の組織する団体」とは旅行業協会のことです。

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