国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和5年度(2023年)
国内旅行実務 問8
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和5年度(2023年) 国内旅行実務 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
旅客鉄道会社(JR)に関する以下の設問について答えなさい。
次の経路による行程で大人1人が乗車するとき、新幹線の特急料金とグリーン料金の額の組合せについて、資料に基づき、正しいものを1つ選びなさい。
(注1)京都駅では新幹線の改札口を出ないで、「のぞみ」に乗り継ぐものとする。
(注2)この行程の乗車に必要な乗車券類は、最初の列車の乗車前に全て購入するものとする。
次の経路による行程で大人1人が乗車するとき、新幹線の特急料金とグリーン料金の額の組合せについて、資料に基づき、正しいものを1つ選びなさい。
(注1)京都駅では新幹線の改札口を出ないで、「のぞみ」に乗り継ぐものとする。
(注2)この行程の乗車に必要な乗車券類は、最初の列車の乗車前に全て購入するものとする。
- 特急料金 5,920円 +(6,340円 − 5,490円)+ 200円 − 530円 = 6,440円
グリーン料金 5,400円 - 特急料金 5,920円 +(6,340円 − 5,490円)+ 200円 = 6,970円
グリーン料金 5,400円 - 特急料金 (3,060円 + 200円 − 530円)+(6,340円 + 200円 − 530円)= 8,740円
グリーン料金 6,600円 - 特急料金 (3,060円 + 200円)+(6,340円 + 200円)= 9,800円
グリーン料金 6,600円
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題の正解は「特急料金 5,920円 +(6,340円 − 5,490円)+ 200円 − 530円 = 6,440円グリーン料金 5,400円」です。
この問題を解くポイントは改札口を出ないで新幹線内乗り継ぎをしているため一つの区間として計算をします。それを理解していると選択肢を狭めやすくなります。
グリーン料金 5,400円
この解答のとおりです。
岐阜羽島ー新山口の通しの料金…5920円
京都ー新山口は(のぞみを利用しているため高価格帯)6340円から(ひかりこだまを利用時の低価格帯)の5490円を引いた差額を加算します。
繁忙期なので200円増しとなります。
グリーン車利用の場合、通常の指定席料金から530円引きをした額にグリーン料金を加算します。
グリーンを利用しているのは、京都ー新山口間の営業キロが513.4キロになるので資料より5400円がグリーン料金となります。
グリーン料金 5,400円
間違いです。新幹線内乗り継ぎとして計算出来ているものの、グリーン利用のための指定席料金から530円が引かれていません。
グリーン料金 6,600円
間違いです。新幹線内乗り継ぎであるのに、別区間で考えているため違います。
またグリーン料金は実際の区間ではなく通しの区間で計算されています。
グリーン料金 6,600円
間違いです。新幹線内乗り継ぎであるのに、別区間で考えているため違います。
グリーン利用のための指定席料金から530円が引かれていません。
またグリーン料金は実際の区間ではなく通しの区間で計算されています。
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02
【特急料金 5,920円 +(6,340円 − 5,490円)+ 200円 − 530円 = 6,440円 グリーン料金 5,400円】が正解です。
≪計算方法≫
・岐阜羽島ー新山口の通常期の特急料金は5,920円です。(改札口を出ないため、通しの料金です)
・京都から新山口までは「のぞみ」を利用しており、通常期の特急料金は 6,340円 です。
ただし、「ひかり」や「こだま」を利用した場合の特急料金は 5,490円 ですので、その差額 6,340円 − 5,490円 = 850円 を加算します。
・繁忙期のため、特急料金に 200円 を加算します。
・グリーン車利用により、通常の指定席料金から 530円 引きされるルールが適用されます。
グリーン料金 5,400円
正しい記述です。
グリーン料金 5,400円
誤った記述です。
グリーン車利用割引:
通常の指定席料金から 530円 引きされるルールを適用する必要があります。
グリーン料金 6,600円
誤った記述です。
特急料金:
岐阜羽島~京都と京都~新山口を別々の区間として計算しています。改札口を出ないため、通しの料金で計算されます。
グリーン料金:
岐阜羽島~新山口まで通しの距離で計算しています。実際に利用した京都~新山口の区間(513.4キロ)で計算されます。
グリーン料金 6,600円
誤った記述です。
特急料金:
岐阜羽島~京都と京都~新山口を別々の区間として計算しています。改札口を出ないため、通しの料金で計算されます。
グリーン車利用割引:
通常の指定席料金から 530円 引きされるルールを適用する必要があります。
グリーン料金:
岐阜羽島~新山口まで通しの距離で計算しています。実際に利用した京都~新山口の区間(513.4キロ)で計算されます。
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03
正解は、特急料金 5,920円 +(6,340円 − 5,490円)+ 200円 − 530円 = 6,440円
グリーン料金 5,400円 です。
**************************************************
●この人は、京都駅で改札を出ずに「こだま」から「のぞみ」に乗り継いでいるので、通しで計算します。
●まず岐阜羽島から新山口まで、通常期の[ひかり]〔こだま〕普通車指定席特急料金を表より5,920円・・・① です。
●次に、京都から新山口間で利用したのぞみの特急料金を計算します。
・通常期の〔のぞみ〕普通指定席特急料金は、6,340円・・・② です。
・京都と新山口間の通常期の[ひかり]〔こだま〕普通車指定席特急料金は、5,490円・・・③ です。
・よって、②-③=6,340円 − 5,490円が、京都から新山口間で利用したのぞみの特急料金です。
(のぞみの特急料金)=(のぞみ乗車区間の通常期の〔のぞみ〕普通指定席特急料金)―(のぞみ乗車区間の通常期の[ひかり]〔こだま〕普通車指定席特急料金)
●そして繁忙期であるため、特急料金に200円・・・④ が加算されます。
(注意:閑散期は通常期より200円安くなり、超繁忙期は通常期より400円高くなります。<2024年10月現在>)
●最後に、グリーン特急料金を計算します。
この人は、東海道・山陽新幹線のみで乗り継ぎをしています。
新幹線のグリーン車を利用する際の特急料金は、通常期の指定席特急料金の530円引きです。
したがって、指定席特急料金とグリーン料金を足して530円・・・⑤を引いた金額が、グリーン特急料金となります。
(新幹線グリーン特急料金)=(指定席特急料金)−530円+(グリーン料金)
注意
・新幹線を乗り継いで東海道新幹線と九州新幹線を利用する場合:1,060円引きです。
・新幹線を乗り継いで東北・山形・秋田新幹線を利用する場合の多くは910円引きです。 <2024年10月現在>
●以上より特急料金は、①+(②―③)+④―⑤=5,920円+(6,340円―5,490円)+200円―530円です。
●グリーン料金は、京都と新山口間でグリーン車を利用しています。幹線のみを利用しているということで、営業キロでキロ数を計算します。
・京都と新山口間の営業キロは、513、4キロです。
・0.4キロという端数は切り上げて、端数処理をします。→営業キロは514キロとなります。
・東海道・山陽新幹線のグリーン料金は、表から営業キロが600キロまでなので5,400円となります。
グリーン料金 5,400円
正解の選択肢です。
グリーン料金 5,400円
誤りです。
・この設問の場合、新幹線のグリーン車を利用する際の特急料金は、通常期の指定席特急料金の530円引きです。
グリーン料金 6,600円
誤りです。
・京都駅で改札を出ていないので、通しで計算します。
・グリーン料金は、グリーン車を利用した区間(この場合は京都駅ー新山口駅)のみに適用されます。
グリーン料金 6,600円
誤りです。
・京都駅で改札を出ていないので、通しで計算します。
・この設問の場合、新幹線のグリーン車を利用する際の特急料金は、通常期の指定席特急料金の530円引きです。
・グリーン料金は、グリーン車を利用した区間(この場合は京都駅ー新山口駅)のみに適用されます。
設問をしっかり読んで、一つ一つ順をおって計算しましょう。
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