国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和5年度(2023年)
国内旅行実務 問9

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和5年度(2023年) 国内旅行実務 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

旅客鉄道会社(JR)に関する以下の設問について答えなさい。

大人1人、12歳の小学生1人、3歳の幼児1人の計3人の家族が、3つの席を使用して特急列車の普通車指定席に乗車する場合において、この乗車に必要な運賃及び料金の組合せに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(注)乗車に必要な乗車券類は、列車の乗車前に一括して購入するものとする。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題の正解は「この乗車に必要な運賃及び料金は、「1人分の大人運賃と1人分の大人指定席特急料金」、「2人分の小児運賃と2人分の小児指定席特急料金」である。」です。

この問題を解くポイントは幼児が席を利用しているかどうかです。

選択肢1. この乗車に必要な運賃及び料金は、「1人分の大人運賃と1人分の大人指定席特急料金」、「2人分の小児運賃と2人分の小児指定席特急料金」である。

解答のとおりです。3歳の幼児も席を使用して特急列車の普通車指定席に乗車しているので小児運賃と料金が必要になります。

選択肢2. この乗車に必要な運賃及び料金は、「1人分の大人運賃と1人分の大人指定席特急料金」、「1人分の小児運賃と2人分の小児指定席特急料金」である。

間違いです。幼児が指定席を使用しているため特急料金だけでなく運賃も必要になります。

選択肢3. この乗車に必要な運賃及び料金は、「2人分の大人運賃と2人分の大人指定席特急料金」、「1人分の小児指定席特急料金」である。

間違いです。12歳でも小学生なので小児扱いになります。また特急料金だけでは乗れませんので乗車券も必要になります。

選択肢4. この乗車に必要な運賃及び料金は、「2人分の大人運賃と2人分の大人指定席特急料金」、「1人分の小児運賃と1人分の小児指定席特急料金」である。

間違いです。12歳でも小学生なので小児扱いになります。

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02

この乗車に必要な運賃及び料金は、「1人分の大人運賃と1人分の大人指定席特急料金」、「2人分の小児運賃と2人分の小児指定席特急料金」である。】が正解です。

 

ポイント:

大人の運賃・特急料金は通常の大人料金が適用されます。

12歳(小学生)「小児運賃」と「小児指定席特急料金」が適用されます。小学生は子供料金の対象です。

3歳(幼児)は、通常は大人1人につき幼児1人は無賃で乗車できますが、今回は席を使用するため「小児運賃」と「小児指定席特急料金」が必要です。

選択肢1. この乗車に必要な運賃及び料金は、「1人分の大人運賃と1人分の大人指定席特急料金」、「2人分の小児運賃と2人分の小児指定席特急料金」である。

正しい記述です。

 

 

選択肢2. この乗車に必要な運賃及び料金は、「1人分の大人運賃と1人分の大人指定席特急料金」、「1人分の小児運賃と2人分の小児指定席特急料金」である。

誤った記述です。

 

幼児も席を使用するため2人分の「小児運賃」が必要です。

 

選択肢3. この乗車に必要な運賃及び料金は、「2人分の大人運賃と2人分の大人指定席特急料金」、「1人分の小児指定席特急料金」である。

誤った記述です。

 

小学生なので、「大人運賃と大人指定席特急料金」ではなく「小児運賃と小児指定席特急料金」が適用されます。

また、幼児には「小児指定席特急料金」の他に「小児運賃」も必要です。

 

選択肢4. この乗車に必要な運賃及び料金は、「2人分の大人運賃と2人分の大人指定席特急料金」、「1人分の小児運賃と1人分の小児指定席特急料金」である。

誤った記述です。

 

小学生なので「大人運賃と大人指定席特急料金」ではなく「小児運賃と小児指定席特急料金」が適用されます。

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