国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和5年度(2023年)
国内旅行実務 問16
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和5年度(2023年) 国内旅行実務 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
沖縄本島最南端に位置し、平和祈念公園やひめゆりの塔などがあり、数多くの戦跡やグスクなどの史跡が点在している観光地は、次のうちどれか。
- 糸満
- 那覇
- 恩納村
- コザ
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題の正解は「糸満」です。
糸満は沖縄本島南部に位置し、那覇からも近く観光しやすい場所となっています。
中でも、沖縄戦の終止符の地として平和祈念公園や沖縄戦で亡くなったひめゆりの学生の慰霊碑であるひめゆりの塔は有名な観光地となっています。
那覇は沖縄の中心地で那覇空港からも10分ほどの距離で多くの観光客で賑わっています。
国際通り商店街には沖縄の名産物が多く集っています。
恩納村は沖縄本島の中央部に位置し、沖縄を代表するリゾート地です。空港から50分ほどです。
高さ20メートルの琉球珊瑚岩からなる絶壁がまるで象の鼻のように見える万座毛は有名な観光地です。
コザは沖縄の中部に位置し、米軍基地の門前町として栄えました。今でもアメリカ文化は数多く残り異国情緒漂う雰囲気のある町となっています。それと同時に沖縄芸能のエイサーを戦後復興のシンボルとして盛んにおこなわれてきました。
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02
【糸満】が正解です。
【糸満】
沖縄本島の最南端に位置する市で、歴史的・文化的に重要な観光地です。
平和祈念公園:
沖縄戦で亡くなった多くの人々の慰霊と平和への祈りを込めた公園で、平和の礎(いしじ)という慰霊碑があります。
ひめゆりの塔:
沖縄戦で犠牲となった「ひめゆり学徒隊」の追悼の場で、多くの学生や教師が戦闘に巻き込まれた悲劇を象徴する場所です。
【那覇】
沖縄県の沖縄本島南部に位置する沖縄最大の都市であり県庁所在地です。
主な観光スポット:
首里城
玉陵(たまうどぅん)
国際通り
【恩納村】
沖縄本島の西海岸に位置する村で、美しい海岸線と豊かな自然、リゾート施設が充実した観光地として有名です。
サンゴ礁やクリアな海水が特徴で、ダイビングやシュノーケリングの人気スポットでもあります。
【コザ】
沖縄本島中部にある沖縄市の一部で、特にアメリカの影響を色濃く受けたエリアとして知られています。
沖縄全島エイサーまつりは毎年8月に開催される沖縄最大級のエイサー祭りです。地元のエイサー団体が、力強い太鼓や踊りを披露します。
エイサーは、沖縄の伝統的な盆踊りで、コザの街全体が活気に包まれるイベントです。
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03
正解は、糸満(いとまん)です。
選択肢の観光地について、概要をみておきましょう。
① 糸満:(いとまん)は、沖縄本島の最南端にあり、沖縄戦の終戦地で慰霊碑、「平和の礎(へいわのいしじ)」で知られている平和祈念公園があります。沖縄戦でなくなったひめゆり学徒隊を供養する「ひめゆりの塔」があり、周辺は沖縄戦跡国定公園に指定されています。
② 那覇:(なは)は、沖縄本島南部にあり、沖縄県の政治・経済・文化の中心かつ県庁所在地です。「なは」は漁場の魚場に由来します。那覇空港や那覇港があり、沖縄県の玄関口になっています。国際通り、首里城(2019年に大部分を火災で焼失しましたが、2024年現在復元中です)は観光地として有名です。名産品には泡盛などがあります。
③ 恩納村:(おんなそん)は、沖縄本島中央部の西海岸にある村です。2018年に自然環境に優しい村を目指して「サンゴの村」を宣言しました。水が豊富を活かして昔から稲作が盛んに行われていました。万座毛(まんざげ)は切り立ったサンゴ礁の芝生台地で、岬からは恩納村のシンボルである恩名岳がみえます。石灰岩上に生えているヒメスイカズラなどの植物は、天然記念物になっています。
④コザ:(こざ)は、かつて沖縄本島中部にあった、日本で唯一のカタカナ表記の市名でした。沖縄戦時、アメリカ軍が野戦病院や物資集積所などを建設し、「キャンプ・コザ」とも呼ばれました。先祖をあの世へ送り出す踊り、エイサーは沖縄のお盆の最終日に踊られる地域で受け継がれてきた伝統芸能で、2007年「エイサーのまち」宣言をしました。
正解の選択肢です。
「いとまん」は、沖縄本島の最南端にあり、「平和祈念公園」や「ひめゆりの塔」があり、周辺は沖縄戦跡国定公園に指定されています。
誤りです。
「なは」は、沖縄本島南部にあり、沖縄県の政治・経済・文化の中心かつ県庁所在地で、那覇空港のある沖縄の玄関口です。
誤りです。
「おんなそん」は、沖縄本島中央部の西海岸にある村で、「サンゴの村」や「万座毛(まんざげ、サンゴ礁の芝生台地)」で知られています。
誤りです。
「こざ」は、かつて沖縄本島中部にあった市で、「キャンプ・コザ」、「エイサーのまち」として知られています。
沖縄県の主な観光地、読み方、概要を把握しておきましょう。
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