国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和5年度(2023年)
国内旅行実務 問15
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和5年度(2023年) 国内旅行実務 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
美保湾に面した弓ヶ浜半島の東端にあり、米子の奥座敷と呼ばれる温泉は、次のうちどれか。
- 三朝温泉
- 湯郷温泉
- 皆生温泉
- 川棚温泉
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題の正解は「皆生温泉」です。
キーワードは米子の奥座敷です。
三朝(みささ)温泉は鳥取県にある温泉で、世界でも珍しい放射能泉です。850年以上の歴史ある古湯で、高濃度のラドンが含まれています。三朝温泉に泊まって三回朝を迎えると元気になるとも言われています。
湯郷温泉は岡山県北に位置する美作三湯の一つです。(湯原温泉、奥津温泉、湯郷温泉)
1200年前、一羽のシロサギが傷を癒しているところを見たことから温泉が発見され別名「鷺の湯」とも呼ばれています。
皆生温泉は鳥取県米子市にある温泉地です。1900年ごろ漁師が海岸の浅瀬から湯が出ているところを発見したことが皆生温泉の始まりです。湧出量は鳥取県一で、海に近いことから泉質は食塩泉(塩の温泉)です。
川棚温泉は山口県下関市の奥座敷と言われています。山口県を代表するソウルフードである瓦そばは川棚温泉が発祥地です。
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02
【皆生温泉】が正解です。
【三朝温泉】
鳥取県東伯郡三朝町に位置する温泉地で、日本でも有名なラドン温泉として知られています。
温泉街は三徳川沿いに広がり、歴史的な旅館や温泉施設が立ち並んでいます。「三たび朝を迎えると元気になる」という由来から名づけられ、昔から湯治場として人気を集めてきました。
【湯郷温泉】
岡山県美作市に位置する歴史ある温泉地です。
美作三湯の一つとしても知られ、他に奥津温泉と湯原温泉があります。
昔、僧侶が山で修行している際に、白鷺(しらさぎ)が傷を癒すために温泉に浸かるのを見つけ、温泉の効能を発見したことから、湯郷温泉は「鷺湯」とも呼ばれています。
【皆生温泉】
鳥取県の美保湾に面した弓ヶ浜半島の東端にあり、米子の奥座敷と呼ばれています。
1900年頃に、海岸で海水浴客の間から湧き出した温泉水がきっかけで、温泉地として発展を遂げました。
【川棚温泉】
山口県下関市に位置する温泉地で、豊かな自然と静かな雰囲気が特徴です。
JR山陰本線の川棚温泉駅から車で約5分の距離にあり、比較的アクセスしやすい場所にあります。
川棚温泉の名物である「瓦そば」は、川棚温泉発祥の郷土料理です。瓦で焼いた茶そばの上に、牛肉や卵、海苔などの具材を乗せ、つゆにつけて食べる独特な料理で、多くの観光客に人気です。
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03
正解は、皆生温泉(かいけおんせん):美保湾に面した弓ヶ浜半島の東端にあり、米子の奥座敷と呼ばれる温泉 です。
選択肢の温泉の概要をみていきましょう。
① 三朝温泉:(みささ おんせん)は、鳥取県東伯郡三朝町にある温泉で、日本百景にも選ばれています。三徳川によって南北の温泉群に分けられている日本最大規模のラドン温泉地域です。三徳川にはカジカが生息し、鳴き声に心癒される温泉です。
② 湯郷温泉:(ゆのごうおんせん)は、岡山県美作市(みまさかし)湯郷にある温泉で、僧侶が巡礼中、白鷺が足の傷を癒しているのを見て、いで湯を発見したという伝説があります。長い歴史のある、由緒正しい温泉です。
③ 皆生温泉:(かいけおんせん)は、鳥取県米子市にある温泉です。美保湾に面した弓ヶ浜半島の東に位置し、山陰最大級の温泉で「米子の奥座」とも呼ばれています。
④川棚温泉:(かわたなおんせん)は、山口県下関市豊浦町川棚ある温泉で、「下関市の奥座敷」とも呼ばれ、美肌効果があるといわれています。住民が青龍を手厚く祀ったことで、温泉が出たという青龍伝説が残っています。また、熱々の日本瓦を用いて、 雅味豊かな茶そばに、牛肉、錦糸卵、海苔、もみじおろし、レモンなどを配し、濃い目のつゆにつけて食べる「瓦そば(かわらそば)」の発祥地です。 (※一部、川棚温泉観光協会サイト参照)
誤りです。
「みささ おんせん」は、鳥取県東伯郡三朝町にあるラドン温泉で、日本百景にも選ばれています。
誤りです。
「ゆのごうおんせん」は、岡山県美作市(みまさかし)湯郷にある温泉です。
正解の選択肢です。
「かいけおんせん」は、鳥取県米子市にある温泉で、美保湾に面した弓ヶ浜半島の東に位置し「米子の奥座」とも呼ばれています。
誤りです。
「かわたなおんせん」は、山口県下関市にある温泉で「下関市の奥座敷」とも呼ばれ、美肌効果があるといわれています。
「瓦そば(かわらそば)」発祥の地でもあります。
主な温泉の名称、読み方、概要把握に努めましょう。
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