国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和6年度(2024年)
問1 (旅行業法及びこれに基づく命令 問1)

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和6年度(2024年) 問1(旅行業法及びこれに基づく命令 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

旅行業法及びこれに基づく命令に関する以下の設問について、該当する答を選択肢の中から選びなさい。

次の記述のうち、法第1条「目的」に定められているものをすべて選びなさい。
  • 旅行業等を営む者の組織する団体の自由な活動の促進
  • 旅行の安全の確保
  • 旅行業等を営む者を通じた訪日外国人旅行者の誘致と観光立国の促進
  • 旅行業等を営む者の業務の適正な運営の確保

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この過去問の解説 (1件)

01

「旅行業法」とは

旅行業に関わる業務の適正な運営・適正な活動を行うために登録制度を設け、そして旅行者の安全の確保や利便性の向上、適正な取引などが行われるよう定められた法律になります。

選択肢1. 旅行業等を営む者の組織する団体の自由な活動の促進

旅行業に関わる人は「適正な運営」と「適正な活動」が義務付けられているので、自由な活動の促進を認めるものではありません。

よってこちらは該当しません

選択肢2. 旅行の安全の確保

旅行者が安心して旅行ができるように、旅行業者には安全を守る責任がある、

ということを目的とした法律になるので、正解です

選択肢3. 旅行業等を営む者を通じた訪日外国人旅行者の誘致と観光立国の促進

昨今インバウンドの増加で観光業界の注目もありますが、旅行業法はあくまで旅行業の適正な運営や旅行者の安全などに重点をおいているため、第一条の目的としては記載されていません。よってこちらは該当しません

選択肢4. 旅行業等を営む者の業務の適正な運営の確保

旅行業法は旅行業者が適正な運営や、適正な活動を行うこと、また旅行者が安全や利便性、適正な取引ができるよう定められた法律です。

よって第一条の目的に該当するので正解です

まとめ

旅行に関わる業者が適正な業務や活動を行うように規制することで、旅行者の安全と利益を守ることを目的としているのが、この旅行業法です。

つまり旅行者を守るということが主軸となっている点を理解すると良いでしょう。

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