国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和6年度(2024年)
問72 (国内旅行実務 問22)
問題文
古くから「交通の要衝」として栄えてきた土地では、旅人や商人が行き交うなかで、文化・経済等が発展し、今日においても当時の文化や伝統的町並みが脈々と受け継がれている土地が多く、観光地としても人気を集めている。
海岸と内陸部を結ぶ物資や人の集散地として栄えた( A )は、柳田國男の作品で知られ、「民話のふるさと」として有名である。
江戸時代に幕府直轄地「天領」として栄えた(a)日田では、300年以上の歴史がある「日田祇園の曳山行事」が開催され、絢爛豪華な山鉾が町を駆けめぐる姿は観光客に人気である。また、中山道と飯田街道の分岐点の宿場町として栄えた(b)妻籠宿は、日本で初めて重要伝統的建造物群保存地区に指定されたうちのひとつであり、江戸時代の面影が色濃く残る街並みは訪れる人々を魅了している。
吉野川北岸の撫養街道と讃岐への街道が交差する交通の要衝として栄えた(c)脇町は、藍の商取引で富を築いた藍商人たちの重厚で堅牢な店構えの商家が立ち並び、「うだつの町並み」の通称で親しまれている。
下線(b)と同じ都道府県で行われる代表的な祭り・行事として最も適当なものを、1つ選びなさい。
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和6年度(2024年) 問72(国内旅行実務 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
古くから「交通の要衝」として栄えてきた土地では、旅人や商人が行き交うなかで、文化・経済等が発展し、今日においても当時の文化や伝統的町並みが脈々と受け継がれている土地が多く、観光地としても人気を集めている。
海岸と内陸部を結ぶ物資や人の集散地として栄えた( A )は、柳田國男の作品で知られ、「民話のふるさと」として有名である。
江戸時代に幕府直轄地「天領」として栄えた(a)日田では、300年以上の歴史がある「日田祇園の曳山行事」が開催され、絢爛豪華な山鉾が町を駆けめぐる姿は観光客に人気である。また、中山道と飯田街道の分岐点の宿場町として栄えた(b)妻籠宿は、日本で初めて重要伝統的建造物群保存地区に指定されたうちのひとつであり、江戸時代の面影が色濃く残る街並みは訪れる人々を魅了している。
吉野川北岸の撫養街道と讃岐への街道が交差する交通の要衝として栄えた(c)脇町は、藍の商取引で富を築いた藍商人たちの重厚で堅牢な店構えの商家が立ち並び、「うだつの町並み」の通称で親しまれている。
下線(b)と同じ都道府県で行われる代表的な祭り・行事として最も適当なものを、1つ選びなさい。
- お水送り
- 郡上おどり
- 西大寺会陽
- 御柱祭
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は、「御柱祭」です。
7年に一度、寅と申の年に執り行われる神事で、
長野県諏訪地方で行われる、諏訪大社における最大の行事です。
1200年以上の歴史があるとされています。
各選択肢については以下のとおりです。
誤りです。
お水送りは福井県若狭地方に春を告げると言われている、
小浜市を代表する行事の一つです。
奈良・東大寺二月堂のご本尊にお供えする
「御香水」と呼ばれる水を送る、奈良時代から伝わる神事です。
誤りです。
郡上おどりは、岐阜県郡上市八幡町で開催される伝統的な盆踊りです。
400年にわたって城下八幡で歌い踊り続けられてきたもので、
2022年郡上おどりはユネスコ無形文化遺産に登録されました。
誤りです。
西大寺会陽ははだか祭りと呼ばれ、厳冬の深夜、
岡山県の西大寺観音院の本堂から投下される2本の宝木をめぐって、
約一万人のまわしを締めた裸の男たちが激しい争奪戦を繰り広げます。
この宝木を取った者は、福男と呼ばれ福が得られると言われています。
正しいです。
御柱祭は7年に一度、長野県諏訪地方で行われる、
諏訪大社における最大の行事です。
宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる神事です。
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