国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和6年度(2024年)
問76 (国内旅行実務 問26)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和6年度(2024年) 問76(国内旅行実務 問26) (訂正依頼・報告はこちら)

日本国内におけるラムサール条約に関する次の設問について、該当する答を選択肢の中から選びなさい。

ラムサール条約の登録地「伊豆沼・内沼」に関する次の記述のうち、誤っているものを、1つ選びなさい。
  • 水生植物が繁茂する淡水湖で、ガンカモ類等の越冬地となっている。
  • 絶滅危惧種のコウノトリが繁殖する人工湿地「市立ハチゴロウの戸島湿地」など様々なタイプの湿地で形成されており、水田では環境創造型農業の「コウノトリ育む農法」に取り組む農家もある。
  • 夏には水面をピンク色のハスの花が覆い、毎年、沼に船を浮かべてハスを観賞する「はすまつり」が行われる。
  • 沼で獲れるヌカエビを使用したエビ餅は、地域の伝統的な食文化である。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

誤っているのは、絶滅危惧種のコウノトリが繁殖する人工湿地「市立ハチゴロウの戸島湿地」など様々なタイプの湿地で形成されており、水田では環境創造型農業の「コウノトリ育む農法」に取り組む農家もある、です。

 

「市立ハチゴロウの戸島湿地」は、

兵庫県豊岡市城崎町戸島地区にある市立の湿地です。

ラムサール条約登録地の「円山川下流域・周辺水田」に含まれています。

 

各選択肢については以下のとおりです。

選択肢1. 水生植物が繁茂する淡水湖で、ガンカモ類等の越冬地となっている。

正しいです。

 

この地域は積雪が少なく、厳冬期の1月でも湖面が凍結しにくいため、

冬になると多くの渡り鳥が伊豆沼・内沼にやってきます。

選択肢2. 絶滅危惧種のコウノトリが繁殖する人工湿地「市立ハチゴロウの戸島湿地」など様々なタイプの湿地で形成されており、水田では環境創造型農業の「コウノトリ育む農法」に取り組む農家もある。

誤りです。

 

「市立ハチゴロウの戸島湿地」は、

兵庫県豊岡市城崎町戸島地区にある市立の湿地です。

ラムサール条約登録地の「円山川下流域・周辺水田」に含まれています。

選択肢3. 夏には水面をピンク色のハスの花が覆い、毎年、沼に船を浮かべてハスを観賞する「はすまつり」が行われる。

正しいです。

 

夏の伊豆沼・内沼はハスの花が咲き、その美しさもスケールも日本一といわれています。

遊覧船に乗って間近でハスを見ることができます。

選択肢4. 沼で獲れるヌカエビを使用したエビ餅は、地域の伝統的な食文化である。

正しいです。

 

ゆでたヌカエビを白い餅に絡めた「えび餅」は、

昔からお正月やお祝いの席などで食べられてきました。

参考になった数0