危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問37

保有空地
「危険物の規制に関する政令第九条の二
危険物を取り扱う建築物その他の工作物の周囲に、以下の表に掲げる区分に応じそれぞれ下表に定める幅の空地を保有すること。ただし、総務省令で定めるところにより、防火上有効な隔壁を設けたときは、この限りでない。」

延焼防止のため、消防活動のための空地です。
幅は施設により異なります。

保有空地が必要な施設は、保安距離の必要な5施設に屋外にある簡易タンク貯蔵所、移送取扱所を加えた7施設です。

保安距離が必要な施設は製造所、屋内貯蔵所、屋外タンク貯蔵所、屋外貯蔵所、一般取扱所です。

保有空地が必要な施設は、保安距離が必要な施設（製造所、屋内貯蔵所、屋外貯蔵所、屋外タンク貯蔵所、一般取扱所）に加え、簡易タンク貯蔵所、移送取扱所（地上設置）の７つです。

屋内タンク貯蔵所は保有空地を必要としないため、誤りです。

正解は　2　です。

危険物の規制に関する政令により規定されています。
保有空地を必要とする施設は以下の通りです。
・製造所、屋内貯蔵所、屋外タンク貯蔵所、簡易タンク貯蔵所（屋外に設置する場合）、屋外貯蔵所、移送取扱所、一般取扱所
そのため、屋内タンク貯蔵所は該当しません。