危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問130
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問130 (訂正依頼・報告はこちら)
第4類の危険物の一般的な火災の危険性について、次のうち誤っているものはどれか。
- 沸点が低い物質は、引火の危険性が大である。
- 燃焼範囲の下限界が等しい物質の場合は、燃焼範囲が広い物質ほど危険性は大である。
- 燃焼範囲の上限界と下限界との差が等しい物質の場合、下限界の小さい物質ほど危険性は大である。
- 液体の比重が大きい物質ほど、蒸気密度が小さいので、危険性は大である。
- 燃焼範囲の下限界の数値が小さい物質ほど危険性が大である。
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この過去問の解説 (3件)
01
沸点は、液体が気体になる温度のことです。
沸点が低いと、それだけ低い温度で気体になるため、
可燃性蒸気になりやすく、引火の危険性が大きくなります。
【2:正しい】
可燃性蒸気と空気が混ざった混合気体は、
可燃性蒸気の濃度がある範囲内にあるときに燃焼します。
それを燃焼範囲といいます。
燃焼範囲の下限界は、濃度がこれ以下になると燃えないという限界値です。
下限界が等しい場合は、燃焼範囲が広い物質ほど危険性は大きくなります。
【3:正しい】
下限界が小さいということは、
可燃性蒸気の濃度が薄い範囲でも燃えるということなので、
危険性が大きくなります。
【4:間違い】
液体の比重は、水と比べて重いか軽いかを示すものです。
また、蒸気密度は、空気と比べて重いか軽いかを示すものです。
危険物が水に浮くか浮かないかで消火方法が異なります。
また、可燃性蒸気が空気より重いか軽いかによって、換気の仕方が変わります。
第4類の危険物は
液体比重が小さく(水より軽い)、蒸気密度が大きい(空気より重い)ものが多いです。
【5:正しい】
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02
沸点が低い物質は、可燃性蒸気を発生しやすく、引火の危険性が大きいです。
2【正】
より広い濃度範囲で引火するため
3【正】
換気しても、燃焼範囲以下の濃度になりにくいため
4【誤】
液体比重(水との密度比)と蒸気密度は無関係です。
5【正】
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03
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