危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問150
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問150 (訂正依頼・報告はこちら)
第四類の火災予防で誤っているものはどれか。
- 炎、火花、高温体等との接近、加熱を避け、みだりに蒸気を発生させないこと
- 容器は密栓しないで、冷暗所に貯蔵すること
- 可燃性蒸気の滞留を防ぐため、蒸気は屋外の高所に排出し十分な換気を行うこと
- 可燃性蒸気の滞留する場所では、火花を発生する機械器具等を使用しないこと
- 静電気発生の恐れのある場合は、接地など静電気除去の措置を講ずること
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この過去問の解説 (4件)
01
また密栓する際は、液体が膨張した場合にそなえて容器の上部に空間を確保する必要があります。
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02
誤っているものは「容器は密栓しないで、冷暗所に貯蔵すること」です。
正しい
記述の通り、火気と高温を避け、
みだりに蒸気を発生させない必要があります。
誤り
可燃性蒸気を発生させないように、容器は密栓する必要があるため、
誤りの記述となります。
正しい
記述の通り、可燃性蒸気を滞留させないために、
十分な換気を行う必要があります。
正しい
記述の通り、可燃性蒸気が滞留する可能性がある場所では、
火花などの火気を避ける必要があります。
正しい
記述の通り、静電気による火花などで可燃性蒸気に引火させたいために、
静電気を除去する必要があります。
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03
第4類の危険物は引火性液体です。
引火性液体は可燃性の蒸気を発生させます。
可燃性の蒸気が空気と混ざり、点火源(炎、火花、静電気、摩擦熱など)を与えてしまうと引火、爆発します。
また、可燃性の蒸気は空気より比重が大きいため、低いところに滞留します。
容器を密閉しないと可燃性の蒸気が発生して、漏れ出してしまいます。
つまり、容器は密閉しなくてはならないのです。
また、密閉する場合には、液体の膨張による容器からの漏れを防ぐために容器内部の上部に空間を設ける必要があります。
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04
第4類の取り扱いは、みだりに蒸気を発生させない
ことが重要です。
熱源と成り得る炎、火花(静電気)、高温体等との
接近、加熱を避けます。
また、蒸気が空気より重いため、低所に
滞留しないよう、蒸気は高所へ排気します。
適宜、通風と換気に留意するとよいでしょう。
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