危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問166
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問166 (訂正依頼・報告はこちら)
1-プロパノールの性状として誤っているものはどれか。
- 水より軽い。
- 引火しやすく、毒性がある。
- 異性体はない。
- 酸化剤、硫酸、濃硝酸、ハロゲン類、三塩化リンと反応する。
- 水、ジエチルエーテルに溶ける。
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この過去問の解説 (4件)
01
イソプロパノール(2-プロパノール)、n-プロビルアルコール(1-プロパノール)・・・アルコール類
・水、ジエチルエーテルに溶ける。
・引火しやすく、毒性がある。
・液温が高いときは引火の危険性がある。
・空気との接触により、爆発性混合ガスを生成する。
・酸化剤、硫酸、濃硝酸、ハロゲン類、三塩化リンと反応する。
・蒸気吸入により、麻酔性および粘膜刺激性を示す。
(火災予防・貯蔵取扱いの注意)
・火気は近づけない。また、火花を発生させる機械器具などを使用しない。
・貯蔵・取扱い場所の通風・換気をよくする。
・冷暗所に貯蔵し、容器は密栓する。
・川、下水溝などに流出させない。
・電気設備は防爆構造が望ましい。
(消火の方法)
・消火剤:耐アルコール泡、二酸化炭素、粉末
・消火効果:窒息消火
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02
1番:正しい
1-プロパノールの比重は0.8であり、比重が1以下で水より軽いため、正しい記述となります。
2番:正しい
1-プロパノールは引火しやすく、毒性があります。
3番:誤り
1-プロパノールのアルコールとしての異性体には、2-プロパノールがあります。構造の違いとしては、1-プロパノールはヒドロキシ基(-OH)が端から一番目の炭素についている構造であり、2-プロパノールは、ヒドロキシ基が端から二番目の炭素についている構造です。
4番:正しい
1-プロパノールは、酸化剤、硫酸、濃硝酸、ハロゲン類、三塩化リンと反応します。
5番:正しい
1-プロパノールは水溶性液体のため、水に溶けます。また、ジエチルエーテルにも溶けます。
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03
1-プロパノール(n-プロピルアルコール)と2-プロパノール(イソプロピルアルコール)は異性体です。
どちらもアルコール類です。
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04
1-プロパノール(n-プロピルアルコール)は、2-プロパノール(イソプルピルアルコール)という異性体が存在します。
1:正しい
1-プロパノールは水より軽いです。1-プロパノールの比重は0.8です。
2:正しい
1-プロパノールは引火しやすい性質であり、毒性があります。蒸気の吸入により、麻酔性と気道粘膜の刺激性があります。
3:誤り
1-プロパノールは、2-プロパノールという異性体が存在します。
4:正しい
1-プロパノールは酸化剤、硫酸、濃硝酸、ハロゲン類、三塩化リンと反応します。
5:正しい
1-プロパノールは水、ジエチルエーテルに溶けます。1-プロパノールは水溶性液体に分類されます。
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