危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問176

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問176 (訂正依頼・報告はこちら)

ニトロベンゼンの性状として、誤っているものはどれか。
  • 酸化剤との混触により発熱発火する
  • 水に溶けない。
  • 蒸気は有毒であり、吸引により頭痛、めまい、吐気などを起こす。
  • ニトロ化合物なので、第4類危険物と第5類危険物の両方に含まれる。
  • 加熱、衝撃、摩擦により発熱発火する。

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この過去問の解説 (4件)

01

ニトロベンゼンはニトロ化合物ですが、性質はむしろ炭化水素に近く爆発性もありません。

ニトロベンゼンは消防法第四類(第三石油類)に分類されます。

参考になった数157

02

正解は4番です。

1番:正しい
ニトロベンゼンは、第1類、第6類危険物のような酸化性物質と反応し、発火する恐れがあります。酸化性物質は化学式に酸素(O)が多く含まれているものが多く、過酸化、塩素酸、過塩素酸、硝酸などの名称がつく無機化合物が多いです。

2番:正しい
ニトロベンゼンは非水溶性液体に分類されており、水に溶けません。

3番:正しい
ニトロベンゼンの蒸気は有毒であり、吸入により頭痛、めまい、吐き気などを起こします。

4番:誤り
ニトロベンゼンはニトロ化合物ですが、「消防法上」では、第4類危険物「のみ」に分類され、第5類危険物には分類されていません。

5番:正しい
ニトロベンゼンは、加熱、衝撃摩擦によって発熱発火するため、正しい記述となります。

また、ニトロベンゼンの比重は1.2であり、水よりも重いという第四類の中では数少ない特性があります。

参考になった数106

03

ニトロベンゼン・・・第三石油類

・ニトロ化合物であるが、炭化水素に似たところが多い。
・水に溶けないが、エタノール、ジエチルエーテルなどに溶ける。
・引火・爆発の危険があり、蒸気は空気と爆発性混合ガスをつくる。
・名称に「ニトロ」がついているが、第五類ではない。
・加熱、衝撃、摩擦により発熱発火する。
・酸化剤との混触により発熱発火する。
・蒸気は有毒であり、吸引により頭痛、めまい、吐気などを起こす。

(火災予防・貯蔵取扱いの注意)
・火気を近づけない。
・容器を密栓し、冷暗所に貯蔵する。

(消火の方法)
・消火剤:注水、泡、二酸化炭素、粉末
・消火効果:窒息消火

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04

正解は 4 です。

ニトロベンゼンは第4類危険物にのみ分類されます。第5類危険物には含まれません。

1:正しい
ニトロベンゼンは酸化剤と反応して、発熱発火する危険性があります。

2:正しい
ニトロベンゼンは水に溶けません。ニトロベンゼンは非水溶性液体に分類されます。

3:正しい
ニトロベンゼンの蒸気は有毒であり、吸引により頭痛、めまい、吐気などを起こします。

4:誤り
ニトロベンゼンは第4類危険物にのみ分類されます。第5類危険物には含まれません。ニトロベンゼンはニトロ化合物ですが、炭化水素のような性質があります。

5:正しい
ニトロベンゼンは加熱、衝撃、摩擦により発熱発火する性質があります。

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