危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問175
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問175 (訂正依頼・報告はこちら)
アニリンの性状として、誤っているものはどれか。
- 無色または淡黄色の液体である。
- 無臭である。
- 光または空気中で酸化されて褐色になる。
- エタノール、ジエチルエーテル、ベンゼンなどによく溶ける。
- 水に溶けにくい。
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この過去問の解説 (4件)
01
アニリン ・・・第三石油類
・空気中で酸化されて褐色(赤色)になる。
・水に溶けにくいが、エタノール、ジエチルエーテル、ベンゼンなどによく溶ける。
・加熱しなければ引火の危険は少ないが、霧状のものは引火点以下でも危険である。
・蒸気は、空気と混合し引火爆発の危険性がある。また、有毒である。
・発煙硝酸・濃硝酸と接触すると、激しく反応し発火の危険性がある。
・酸化剤との混触は、加熱、衝撃、摩擦により発熱発火する。
・酸と塩を作り、アルカリ金属、アルカリ土類金属と反応して可燃性の水素ガスを発生する。
(火災予防・貯蔵取扱いの注意)
・火気を近づけない。
・冷暗所に貯蔵する。
・貯蔵タンクは、静電気の蓄積を防ぐためアースしておく。
・硝酸、過酸化水素と一緒に置かない。
(消火の方法)
・消火剤:泡、二酸化炭素、粉末
・消火効果:窒息消火
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02
1番:正しい
アニリンは無色または淡黄色の液体なので、正しい記述となります。
2番:誤り
アニリンは特異臭をもっているため、記述は誤りとなります。
3番:正しい
アニリンは光や空気中で酸化されて重合し、褐色を示すため、正しい記述となります。
4番:正しい
アニリンは、エタノール、ジエチルエーテル、ベンゼンなどにはよく溶けるため、正しい記述となります。
5番:正しい
アニリンは非水溶性液体に分類され、水には溶けにくいので、正しい記述となります。
また、アニリンの比重は1.01であり、水よりも重いという第四類の中では数少ない特性があります。
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03
アニリンは特異臭があります。アニリンは「無臭」ではありません。
1:正しい
アニリンは無色または淡黄色の液体です。
2:誤り
アニリンは特異臭があります。
3:正しい
アニリンは、光または空気中で酸化されて褐色になります。
4:正しい
アニリンはエタノール、ジエチルエーテル、ベンゼンなどによく溶けます。
5:正しい
アニリンは水に溶けにくいです。アニリンは非水溶性液体に分類されます。
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04
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