危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問179

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問179 (訂正依頼・報告はこちら)

シリンダー油の性状で誤っているものを選べ。
  • 引火点が高く揮発性がほとんどないので、加熱しなければ引火の危険性は少ない。火災になった場合でも、燃焼しにくいので、簡単に鎮火する。
  • 冷暗所に貯蔵する。
  • 水に溶けない。
  • 多くは液比重が1より小さいが、水より重いものがある。
  • 粘性が大きい液体である。

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この過去問の解説 (4件)

01

ギアー油・シリンダー油など・・・第四石油類

・水に溶けない。
・粘性が大きい液体である。
・多くは液比重が1より小さいが、水より重いものがある。
・引火点が高く揮発性がほとんどないので、加熱しなければ引火の危険性は少ない。いったん火災になった場合、重油同様、液温が非常に高いため消火困難になる。

(火災予防・貯蔵取扱いの注意)
・火気を近づけない。
・冷暗所に貯蔵する。

(消火の方法)
・消火剤:ハロゲン化物、二酸化炭素、粉末、泡
・消火効果:窒息消火

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02

シリンダー油を含む第四石油類は引火点が200℃以上250℃未満です。

引火点は高いですが、火災になった場合は液温が高くなるので鎮火が難しくなります。

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03

正解は 1 です。

シリンダー油は引火点が高く揮発性がほとんどありませんが、火災になると液温が高くなるために消火は困難になります。シリンダー油の引火点は200℃以上250℃未満です。

1:誤り
シリンダー油は引火点が高く揮発性がほとんどありませんが、火災になると液温が高くなるために消火は困難になります。消火方法は窒息消火が用いられます。

2:正しい
シリンダー油は冷暗所に貯蔵します。

3:正しい
シリンダー油は水に溶けません。

4:正しい
シリンダー油は混合物であり、多くは液比重が1より小さいです。シリンダー油の種類によって、水より重い(液比重が1より大きい)ものがあります。

5:正しい
シリンダー油は粘性が大きい液体です。シリンダー油などの潤滑油は、粘性が高いものが多いです。

参考になった数45

04

正解は1番です。

1番:誤り
シリンダーの引火点は200℃以上250℃未満であり、引火点が高く揮発性がほとんどないので、加熱しなければ引火の危険は少ないです。しかし、いったん火災になると、液温が非常に高くなり消火は困難になります。

2番:正しい
第4類危険物は光や熱によって、変性したり発熱したりする可能性があるため、基本的に冷暗所で貯蔵します。

3番:正しい
シリンダー油は水に溶けないため、正しい記述となります。

4番:正しい
シリンダー油は混合物のため、シリンダー油の種類によって、液比重が水の1より大きいものもあります。

5番:正しい
シリンダー油やギヤー油などの潤滑油は、潤滑する部分の油膜切れを起こしにくいように粘度を高くしてあります。

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