危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問180
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問180 (訂正依頼・報告はこちら)
動植物油の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
- 引火点は150~200℃である。
- 比重は1より小さい。
- 布などに染み込んだものは、酸化、発熱し自然発火するものがある。
- 水に溶けない。
- 純粋な物は無色透明である。
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この過去問の解説 (4件)
01
ナタネ油・アマニ油など・・・動植物油
・水に溶けない。
・液比重が0.9程度で、水より軽い。
・一般に不飽和脂肪酸を含む。
・可燃性で、布などに染み込んだものは、酸化、発熱し自然発火するものがある。
・蒸発しにくく引火しにくい。いったん火災になった場合、重油同様、液温が非常に高いため消火困難になる。
(火災予防・貯蔵取扱いの注意)
・火気を近づけない。
・冷暗所に貯蔵する。
(消火の方法)
・消火剤:ハロゲン化物、二酸化炭素、粉末、泡
・消火効果:窒息消火
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02
動植物油の引火点は1気圧において250℃未満です。動植物油とは、動物の脂肉や植物の種子・果肉から抽出したものであり、1気圧における引火点が250℃未満のものです。
1:誤り
動植物油の引火点は1気圧において250℃未満です。動植物油の引火点は「150~200℃」ではありません。
2:正しい
動植物油の比重は1より小さい(水より軽い)です。動植物油の比重は0.9です。
3:正しい
動植物油が布などに染み込んだものは、酸化、発熱して自然発火するものがあります。
4:正しい
動植物油は水に溶けません。
5:正しい
純粋な動植物油は無色透明です。
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03
1番:誤り
動植物油は動植物油類に分類され、1気圧において、引火点が250℃未満のものを指します。よって、記述は誤りとなります。
2番:正しい
比重は0.9程度であり、比重が1の水よりも軽いです。
3番:正しい
動植物油のうち、アマニ油や、キリ油などの乾性油と呼ばれるものは、しみ込んだ布が風通しの悪いところで積み重ねられていると、空気中の酸素で酸化され、こもった酸化熱で自然発火する可能性があります。この乾性油は不飽和度が高く、指標としてヨウ素価が用いられます。これは油脂100gに吸収されるヨウ素のグラム数であり、130以上が乾性油とされます。
4番:正しい
動植物油は水には溶けないため、正しい記述となります。
5番:正しい
純粋な動植物油は無色透明のため、正しい記述となります。
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04
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