危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問191
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問題
危険物 乙4の過去問/予想問題 問191 (訂正依頼・報告はこちら)
重油の性状として誤っているものはどれか。
- 流動点が5~10℃であり、引火点が60~70℃なので、加熱してから燃焼させる。
- 水に溶けない。
- 含有している硫黄が燃焼すると酸性の灰が発生する。
- 単一化合物である。
- 塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム、硝酸、過塩素酸ナトリウムなどの酸化性物質との混触により発火する。
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この過去問の解説 (4件)
01
ガソリンスタンドで売られているもの(ガソリン、灯油、軽油、重油をイメージすると良いでしょう
コールタールの分留で得られるクレオソート油も混合物です。
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02
1番:正しい
重油は温度が低いと流動せず、引火点も60℃以上と高いため、加熱してから燃焼させます。
2番:正しい
重油は水に溶けません。
3番:正しい
含有している硫黄を燃焼させると、二酸化硫黄(気体)や三酸化硫黄(固体)などの硫黄酸化物が生成され、これらは水と反応すると亜硫酸や硫酸となり、酸性を示します。また硫黄酸化物は酸性雨の原因でもあります。
4番:誤り
重油は混合物です。ほかにも、ガソリン、灯油、軽油、クレオソート油、シリンダー油、動植物油など、油の付くものは基本的に混合物です。これらは、複数の化合物が混ざったものなので、一つの化学式で示すことはできません。
5番:正しい
重油は、第1類、第6類危険物のような酸化性物質と反応し、発火する恐れがあります。酸化性物質は化学式に酸素(O)が多く含まれているものが多く、過酸化、塩素酸、過塩素酸、硝酸などの名称がつく無機化合物が多いです。
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03
重油は混合物です。重油は原油の蒸留によって得られる石油製品(混合物)です。
1:正しい
重油は流動点が5~10℃であり、引火点が60~70℃なので、加熱してから燃焼させます。
2:正しい
重油は水に溶けません。
3:正しい
重油は含有している硫黄が燃焼すると、酸性の灰が発生します。
4:誤り
重油は混合物です。ガソリン、灯油、軽油、クレオソート油、シリンダー油、動植物油なども混合物です。
5:正しい
重油は塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム、硝酸、過塩素酸ナトリウムなどの酸化性物質と反応をして、発火する危険性があります。
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04
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